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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):アンリツ、ニチコン、AGC

アンリツ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ニチコン <6996>  1,470円  +107 円 (+7.9%)  本日終値  東証1部 上昇率7位
 ニチコン<6996>が大幅続伸。きょう付の日本経済新聞朝刊で「40億円を投じ、2021年末までにフィルムコンデンサーの生産能力を倍増させる」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、電気自動車(EV)向けの需要が拡大しており、自動車メーカーや系列部品メーカーへの販売に加えて、モーター専業メーカーである日本電産<6594>への供給も決まったとしており、日本電産が手掛けるEV駆動用モーターに組み込むことで、中国などの新興自動車メーカー向けなどに販路を拡大するという。

■青山商事 <8219>  630円  +30 円 (+5.0%)  本日終値
 青山商事<8219>は続伸。きょう付の日本経済新聞朝刊で「専門店の6割にあたる400店で売り場面積を最大5割減らす」と報じられたものの、「空きスペースはコンビニエンスストアなどを誘致する」とあることから、テナント収入などによる業績への貢献を期待した買いが入ったようだ。

■アウトソーシング <2427>  1,325円  +63 円 (+5.0%)  本日終値
 アウトソーシング<2427>が急反発。工場の生産ライン向けを主力に技術系人材派遣ビジネスを展開、コロナ禍にあっても需要は堅調で足もとの業績は底堅く推移している。20年12月期は営業利益段階で前の期比11%減と2ケタ減益の見通しながら株価には織り込まれており、21年12月期は売上の半分を占める海外向けが牽引し急回復が有力視されている。積極的なM&A戦略が評価されており、直近では、製造業向け人材サービスを手掛けるエス・エス産業(愛知県小牧市)の全株式を取得し子会社化することを発表、これによる業容拡大効果を材料視する買いを呼び込む形となった。

■ソースネクスト <4344>  287円  +13 円 (+4.7%)  本日終値
 ソースネクスト<4344>は大幅高。午後0時30分ごろ、業務・資本提携先の米国モレクレ社のPECO(光電気化学酸化)フィルターが搭載された空気清浄機について、一度空気を吸い込むと空気中のコロナウイルスやインフルエンザウイルスを99%以上減少及び不活化する効果があることが明らかになったと発表しており、これが好材料視された。ミネソタ大学の物理工学部並びに獣医学部の実験で判明したという。

■AGC <5201>  3,920円  +140 円 (+3.7%)  本日終値
 AGC<5201>が続伸。きょう付の日本経済新聞朝刊で「2021年12月期の連結営業利益(国際会計基準)は、前期推定に比べて3割増の約1000億円になる見通しだ」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、医薬品の受託製造や半導体用の先端材料事業が伸びるほか、自動車向けなどのガラス事業の営業損益が改善するという。なお、決算発表は2月5日に予定されている。

■オプテックスグループ <6914>  2,099円  +66 円 (+3.3%)  本日終値
 オプテックスグループ<6914>は続伸。19日の取引終了後、傘下のオプテックスがビーコン機能を搭載し自動ドアセンサーを活用したシェアリングサービス「OMNICITY(オムニシティ)」の運用を2月に開始すると発表しており、これが好材料視された。「オムニシティ」は自動ドアを有効活用したいオーナーと、自動ドアを活用して情報発信したいサービサーをマッチングするサービスで、既存の自動ドアセンサーを同社のビーコン機能付き自動ドアセンサーに置き換え、利用登録をするだけで運用が開始できる。自動ドアオーナーは、これを活用して自社の情報発信に利用できるほか、メディアを他店舗や他企業に貸し出し、利用収入を得る運用も可能となるという。同社ではまずは自動ドアセンサーから段階的に拡張させ、23年までに100万カ所まで拡大する予定としている。

■リソー教育 <4714>  300円  +9 円 (+3.1%)  本日終値
 リソー教育<4714>が反発。19日の取引終了後、従来6~9円を予定していた21年2月期期末配当予想について、下限を2円増額して8~9円にすると発表したことが好感された。年間配当は8~9円になる予定だ。第3四半期(20年9~11月)は生徒数が引き続き順調に推移し、授業実施数も増加したなど業績が前年同期を上回ったことに加えて、感染防止のためのインフラ整備が整い追加で大きく費用が掛からない見込みのためとしている。

■アンリツ <6754>  2,686円  +79 円 (+3.0%)  本日終値
 アンリツ<6754>の上値追いが止まらない。きょうは一時98円高で2700円台に乗せ、昨年6月29日につけた昨年来高値2656円を約7カ月ぶりに更新した。株価はきょうまで14連騰という記録的な上昇をみせている。通信計測器のトップメーカーで世界的に商用サービスが本格化する高速通信規格5Gを背景とした基地局やスマートフォンの投資需要を取り込み、業績は売上高、利益ともに拡大基調を堅持している。また、菅政権ではポスト5G(6G)の国際的な主導権争いに乗り遅れないよう通信規格の国際ルール作りを主導し、フロントランナーを目指すことを重要政策のひとつに掲げている。ここでも新たな通信計測器需要が創出され、同社株は関連最右翼として存在感を示す公算が大きい。

■マクアケ <4479>  8,210円  +200 円 (+2.5%)  本日終値
 マクアケ<4479>が高い。同社は、この日米国の世界最大級のクラウドファンディングサービス「Indiegogo(インディゴーゴー)」と業務提携すると発表した。この業務提携では、日本企業及び欧米企業がそれぞれの地域に進出する際のサポートを行う。具体的には、欧米でのビジネス展開を希望する「Makuake」のプロジェクト実行者にIndiegogoを紹介する。また、Indiegogoで成功した事業者をMakuakeに紹介してもらい、日本市場への参入をサポートする。米Indiegogo社が運営する同クラウドファンディングサービスは237の国と地域から月間約1800万人が集まるプラットフォームで、これまで90万を超えるプロジェクトが起案され、累計で約2100億円を超える支援を集めている。

■Jエレベータ <6544>  2,509円  +56 円 (+2.3%)  本日終値
 ジャパンエレベーターサービスホールディングス<6544>が3日続伸。19日の取引終了後、同業の東京エレベーター(東京都中央区)株式の一部(議決権所有割合90.0%)を取得し子会社化したと発表しており、業績への貢献を期待した買いが入った。東京エレベーターは東京・神奈川・埼玉・千葉などの首都圏を中心に450台以上のエレベーターなどの保守管理を行っている。今回の株式取得で東京エレベーターがグループに加わることで、Jエレベータグループは保守契約台数の増加を通じた首都圏における事業基盤の一層の強化を図るとともに、共通のサービス提供エリアにおける人的資源の相互活用を通じた効率的なメンテナンスの実施、技術ノウハウの提供によるサービス品質の向上などを図ることが可能になるという。なお、21年3月期業績への影響は軽微としている。

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