【特集】決算マイナス・インパクト銘柄 【東証1部】寄付 … ディップ、セラク、乃村工芸社　(1月13日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の1月12日から13日の決算発表を経て14日9時27分現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.2　スターマイカ <2975>
　20年11月期の連結経常利益は前の期比14.7％減の24.9億円になり、21年11月期も前期比9.1％減の22.6億円に減る見通しとなった。

▲No.3　ディップ <2379>
　21年2月期の最終利益を従来予想の18.5億円→6.2億円(前期非連結は100億円)に66.2％下方修正し、減益率が81.5％減→93.8％減に拡大する見通しとなった。

▲No.4　ヴィッツ <4440>
　21年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常利益は前年同期比15.9％減の3700万円に減った。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<6199> セラク 　　　　東１ 　 -11.53 　　1/13　　　1Q　　　130.33
<2975> スターマイカ 　東１ 　 -10.36 　　1/13　本決算　　　 -9.09
<2379> ディップ 　　　東１ 　 -10.32 　　1/13　　　3Q　　　-53.56
<4440> ヴィッツ 　　　東１　　 -8.34 　　1/13　　　1Q　　　-15.91
<2168> パソナＧ 　　　東１　　 -4.78 　　1/13　　上期　　　201.00

<9716> 乃村工芸社 　　東１　　 -4.51 　　1/13　　　3Q　　　-79.67
<3046> ＪＩＮＳＨＤ 　東１　　 -3.46 　　1/13　　　1Q　　　-48.43
<6555> ＭＳコンサル 　東１　　 -2.71 　　1/13　　　3Q　　　　　－
<4829> 日エンター 　　東１　　 -1.88 　　1/13　　上期　　　-46.10
<2734> サーラ 　　　　東１　　 -1.86 　　1/13　本決算　　　-11.65

<4530> 久光薬 　　　　東１　　 -1.73 　　1/13　　　3Q　　　-60.19
<5942> フイルコン 　　東１　　 -1.68 　　1/13　本決算　　　　7.91
<4745> 東京個別 　　　東１　　 -1.34 　　1/13　　　3Q　　　　赤転
<2153> Ｅ・ＪＨＤ 　　東１　　 -1.33 　　1/13　　上期　　　　赤縮
<4343> イオンファン 　東１　　 -1.21 　　1/13　　　3Q　　　　赤転

<8181> 東天紅 　　　　東１　　 -0.88 　　1/13　　　3Q　　　　赤拡
<7520> エコス 　　　　東１　　 -0.34 　　1/13　　　3Q　　　 45.80

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした14日9時27分株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース