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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):レーザーテク、BASE、ソフトバンクG

レーザーテク <日足> 「株探」多機能チャートより
■レーザーテック <6920>  15,060円  +610 円 (+4.2%)  本日終値
 レーザーテック<6920>が4連騰で連日の上場来高値更新。世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で経済活動の規制に伴い景気回復の遅れが再び懸念されているが、半導体市場についてはコロナ禍でも需要の増勢基調に変化はなく、むしろ企業のリモートワークへのシフトが半導体需要を喚起する方向にある。そうしたなか、同社株にはファンド系資金とみられる大口の実需買いが続いている。半導体の高集積化が進むに従い世界の大手半導体メーカーが次世代技術であるEUV(極端紫外線)露光装置導入を本格化させており、同社はEUV向けフォトマスク検査装置を提供できるオンリーワン企業として、引き続き国内外機関投資家の注目を集めている。

■福井コン <9790>  3,930円  +155 円 (+4.1%)  本日終値
 福井コンピュータホールディングス<9790>が反発。12日の取引終了後、傘下の福井コンピュータが、建設現場における非接触・リモート型の現場立ち合いソリューションの提供を開始すると発表しており、これが好感された。同サービスは、時間軸と位置情報で管理する仮想空間上に、3D点群データなどを可視化して工事現場を再現し、クラウド上で共有できるサービス「CIMPHONY Plus」を軸に、同社や他社の各種システムとの連携を図ることで開発したもの。これにより、これまで受発注者双方の現場担当者が現地に集合して行っていた対面による協議や検査などの業務について、遠隔地からバーチャルな環境で実施可能となり、移動時間の削減や、非接触・リモート型への転換を支援するという。

■BASE <4477>  10,500円  +360 円 (+3.6%)  本日終値
 BASE<4477>が3日続伸。12日の取引終了後、メディアプラットフォーム「note(ノート)」を運営するnote(東京都港区)と資本・業務提携したと発表しており、これが好感された。今回の提携は、「note」を利用するクリエイター並びに「BASE」加盟店のファン形成・集客・販路の拡大などを図るのが狙い。まずは「note」を活用して商品やブランドの背景にあるストーリーや作り手の思いを発信し、発信した情報に共感したファンが「BASE」で開設されたネットショップで商品を購入する流れをスムーズにする機能開発を共同で進めるとしている。なお、業績への影響は軽微としている。

■ディスコ <6146>  38,250円  +1,200 円 (+3.2%)  本日終値
 ディスコ<6146>が4日続伸し、連日の上場来高値更新となった。12日の取引終了後に発表した第3四半期(20年10~12月)の単独売上高が373億6800万円となり、前年同期比28.5%の大幅増収となったことが好感された。5G関連市場の拡大に伴い、アジア地域における半導体量産用途を中心に、ダイサ、グラインダともに高い水準の出荷が続き、精密加工装置の売上高が大幅に増加した。また、消耗品である精密加工ツールも、顧客の設備稼働率の上昇などに伴う出荷が堅調だった。なお、第3四半期までの累計売上高は1076億1300万円となり、通期単独業績予想の売上高1029億円を上回った。

■ソフトバンクグループ <9984>  8,325円  +228 円 (+2.8%)  本日終値
 ソフトバンクグループ<9984>が大幅続伸。25日移動平均線を足場に戻り足を強めてきた。前日に同社がファンドを通じて保有する米配車サービス大手のウーバーテクノロジーズの株式の一部を売却(日本円にして総額2100億円程度)したことが明らかとなったが、これを契機に株価は上値指向に転じ、きょうは買いに一段と厚みが加わっている。日経平均株価がここ先物を絡め上昇基調を強めていることも、裁定買いを通じて株価に浮揚力が働いている。きょうは前引け段階で売買代金はほぼ900億円に達し、東証1部2位の任天堂<7974>の355億円の2.5倍以上をこなしている。

■岩谷産業 <8088>  7,340円  +170 円 (+2.4%)  本日終値
 岩谷産業<8088>が7連騰と上値指指向が鮮明となっている。世界的な脱炭素への取り組みが加速するなか、燃焼時に二酸化炭素を排出しない水素はクリーンエネルギーの切り札として注目されている。株式市場でも水素関連株を物色する動きが活発だが、そのなか産業用ガスや家庭用ガスの専門商社で水素事業を収益の主力として傾注する同社は、その代表的銘柄として投資マネーが流入している。株価は昨年9月から一直線の上昇トレンドを形成し、今年に入ってからも連日上場来高値を更新と気を吐いているが、依然としてPER24倍台と指標面からそれほど割高感がないことから、根強い買いが続いている。

■マニー <7730>  2,940円  +67 円 (+2.3%)  本日終値
 マニー<7730>が5日続伸。12日の取引終了後に発表した第1四半期(9~11月)連結決算が、売上高41億9900万円(前年同期比3.4%減)、営業利益14億300万円(同0.1%増)、純利益9億8400万円(同6.3%減)となり、営業利益は微増だったものの、上期予想に対する進捗率が61%と順調なことが好感された。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響により、病院での手術が制限されたことでサージカル関連製品やアイレス針関連製品が落ち込み減収となった。ただ、前年同期に発生したベトナム工場火災による生産非効率が解消されたほか、中国向けデンタル関連製品が伸長したことが寄与した。なお、21年8月期通期業績予想は、売上高175億4200円(前期比15.4%増)、営業利益56億4300円(同30.0%増)、純利益37億8400円(同13.7%増)の従来見通しを据え置いている。

■エフティグループ <2763>  1,428円  +31 円 (+2.2%)  本日終値
 エフティグループ<2763>が反発。午後1時ごろ、同社及び小売電力事業を行う子会社エフエネが、エネルギーデータプラットフォームのソリューション企業であるNextDrive(東京都港区)と業務提携契約を締結したと発表しており、これが好材料視された。NextDriveが開発したIoE(インターネット・オブ・エネルギー)プラットフォーム製品群「Ecogenie+(エコジーニープラス)」を核としたHEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)機能を提供することで、エフエネが提供する各種電力サービスプランに付加価値を提供するのが狙い。なお、サービス提供開始は21年5月ごろを予定している。

■ラクーンHD <3031>  1,736円  +35 円 (+2.1%)  本日終値
 ラクーンホールディングス<3031>が反発。この日の午前中、子会社ラクーンフィナンシャルが提供する企業間決済「Paid(ペイド)」について、加盟企業が4000社、会員が21万社を突破したと発表しており、これが好感された。「Paid」は、企業間取引における後払い決済で発生する与信管理や請求書の発行、代金回収などの請求業務を代行するフィンテックサービス。09年に日本で初めてのBtoB専門決済サービス「SDペイメント」として提供を開始。11年に企業間決済「Paid」へとリニューアルし、その後も順調に会員数を伸ばしてきた。

■スタジオアリス <2305>  2,006円  +32 円 (+1.6%)  本日終値
 スタジオアリス<2305>が堅調な動き。12日の取引終了後に発表した第3四半期累計(3~11月)連結決算が、営業利益38億3800万円(前年同期比19.5%増)、純利益20億5600万円(同15.8%増)となり、営業利益が通期計画を上回ったことが好感された。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受け、売上高は273億6400万円(同9.8%減)と減収だったものの、春の緊急事態宣言解除後に持ち直したことで写真事業、衣装製造卸売事業ともに採算が改善した。なお、21年2月期通期業績予想は、売上高347億円(前期比10.7%減)、営業利益21億円(同35.3%減)、純利益6億円(同50.4%減)の従来見通しを据え置いている。また、同時に発表した12月度売上高は前年同月比9.3%増と3カ月連続で前年実績を上回っており、これも好材料視された。

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