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【市況】株価指数先物【昼のコメント】米半導体株の強い流れを受けてNT倍率は15.18倍まで上昇


 日経225先物は11時30分時点、前日比520円高の2万7960円(+1.89%)前後で推移している。寄り付きは2万7640円とシカゴ先物清算値(2万7595円)を上回ってのギャップ・アップスタートとなると、寄り付きを安値に上げ幅を広げる展開が続き、前引け間際には2万7970円と2万8000円に迫る上昇をみせた。

 1月限のオプションSQ(ミニSQ)となったが、SQに絡んだ商いについては日経225型、TOPIX型いずれも小幅ではあるが売り越しと観測されている。ただし、SQ値は概算で日経平均は2万7774円95銭、TOPIXは1832.70ポイントであり、いずれも寄り付き後早い段階でSQ値を突破しており、センチメントを明るくさせている。

 また、米半導体株の強い流れを受けて東京エレクトロン <8035> など指数寄与度の大きい値がさハイテク株が強く、NT倍率は先物中心限月で25日移動平均線を突破し、一時15.18倍まで上昇している。 なお、前引けのTOPIXは1.00%の上昇であり、後場は日銀のETF買い入れはないだろう。

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