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【市況】東京株式(前引け)=前日比475円高、買い優勢で2万8000円台に迫る

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 8日前引けの日経平均株価は前日比475円37銭高の2万7965円50銭。前場の東証1部の売買高概算は6億5383万株、売買代金は約1兆4522億円。値上がり銘柄数は1501、値下がり銘柄数は586、変わらずは98銘柄だった。

 日経平均株価は大幅続伸。前日のNYダウが211ドル高と上昇し、最高値を更新した流れを引き継ぎ買い優勢の展開となっている。一時2万7981円まで値を上げ、2万8000円台に迫った。政府は7日に東京など1都3県に緊急事態宣言を発令したが、全体相場への影響は限られている。為替相場は1ドル=103円80銭台へ円安が進行していることも株式市場にとっての追い風となっている。

 個別銘柄では、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>、東京エレクトロン<8035>、エムスリー<2413>が高く、米長期金利上昇を受け三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>、オリックス<8591>など金融株も上昇した。東京エレクトロン<8035>や村田製作所<6981>もしっかり。半面、日産自動車<7201>が安く、オリエンタルランド<4661>やANAホールディングス<9202>、出前館<2484>が値を下げている。

出所:MINKABU PRESS

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