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【注目】前週末18日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

天昇電 <日足> 「株探」多機能チャートより

■天昇電 <6776>  582円 (-46円、-7.3%)

 天昇電気工業 <6776> [東証2]が大幅4日続落。17日、東証と日証金が18日売買分から信用取引に関する臨時措置を実施すると発表したことが売り材料された。

■スターマイカ <2975>  1,394円 (-18円、-1.3%)

 スター・マイカ・ホールディングス <2975> が反落。同社は17日大引け後(15:30)に業績修正を発表。20年11月期の連結経常利益を従来予想の26.4億円→24.9億円(前の期は29.2億円)に5.6%下方修正し、減益率が9.6%減→14.7%減に拡大する見通しとなった。

■トヨタ <7203>  7,911円 (-89円、-1.1%)

 トヨタ自動車 <7203> が利益確定売りに押され3日ぶりに反落。12月に入り海外投資家とみられる高水準の買いが流入し、自動車セクターのなかでも異彩の上昇トレンドを形成、1日から17日までの13営業日で前日終値を下回った日はわずか2日間しかない。米国や中国での新車販売が好調なことに加え、燃料電池車(FCV)「新型ミライ」の発売やポストリチウムイオン電池と目される全固体電池分野への展開力が評価されている。信用取組も売り長で直近信用倍率は0.7倍台、日証金での貸借倍率は0.07倍と株式需給関係も良好だ。ただ、ここにきて外国為替市場でドル安・円高が急速に進んでおり、18日は一時1ドル=103円を割り込む水準まで円高が進行、同社の21年3月期通期想定為替レートは1ドル=106円であるだけに為替デメリットが警戒される局面となっている。

※18日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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