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【市況】株価指数先物【昼のコメント】2万6700円を挟んだ狭いレンジ取引


 日経225先物は11時30分時点、前日比80円安の2万6690円(-0.29%)前後で推移している。寄り付きは2万6720円とシカゴ先物清算値(2万6750円)を下回って始まった。現物の寄り付き直後には2万6750円をつけたが失速。前場半ばにかけて切り返しをみせるも2万6750円を超えられず、前引けにかけて再び2万6700円を下回っている。

 前引けのTOPIXは0.04%の下落となり、日銀のETF買い入れは入らないだろう。日経225先物は2万6700円を挟んだ狭いレンジ推移であるが、日経平均株価は12月SQ値を上回っての推移が続いており、売り仕掛け的な売買も出しづらい。サプライズはないだろうが、日銀の金融政策決定会合を受けた市場反応を見極めたいところ。また、東京都の新規感染者数の動向も気掛かりとなるため、こう着感の強い相場展開が続きそうだ。NT倍率は先物中心限月で14.91に低下しており、テクニカル面では5日、25日移動平均線に抑えられている。同移動平均線とのデッドクロス示現により、目先的には低下が意識されやすそうである。

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