【市況】東京株式(前引け)=前日比143円安、為替の円高進行も警戒
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価は軟調。米追加経済対策を巡る協議が難航していることもあり、前日のNYダウは下落したほか、足もとでは円高基調となっていることが警戒された。為替は1ドル=103円90銭台と円高が進み104円ラインを割り込んだ。半導体や電子部品などハイテク株が値を下げた。ただ、マザーズ指数は上昇するなど中小型株はしっかり。
個別銘柄では、前日急伸したソフトバンクグループ<9984>が反落したほか、ファーストリテイリング<9983>、ダイキン工業<6367>が安い。ファナック<6954>やTDK<6762>が値を下げた。半面、任天堂<7974>やソニー<6758>が高く、トヨタ自動車<7203>が買われた。BASE<4477>や出前館<2484>、ファーマフーズ<2929>が値を上げた。
出所:MINKABU PRESS