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【市況】東京株式(前引け)=前日比143円安、為替の円高進行も警戒

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 11日前引けの日経平均株価は前日比143円50銭安の2万6612円74銭。前場の東証1部の売買高概算は6億9173万株、売買代金は約1兆6282億円。値上がり銘柄数は1050、値下がり銘柄数は1015、変わらずは114銘柄だった。

 日経平均株価は軟調。米追加経済対策を巡る協議が難航していることもあり、前日のNYダウは下落したほか、足もとでは円高基調となっていることが警戒された。為替は1ドル=103円90銭台と円高が進み104円ラインを割り込んだ。半導体や電子部品などハイテク株が値を下げた。ただ、マザーズ指数は上昇するなど中小型株はしっかり。

 個別銘柄では、前日急伸したソフトバンクグループ<9984>が反落したほか、ファーストリテイリング<9983>、ダイキン工業<6367>が安い。ファナック<6954>やTDK<6762>が値を下げた。半面、任天堂<7974>やソニー<6758>が高く、トヨタ自動車<7203>が買われた。BASE<4477>や出前館<2484>、ファーマフーズ<2929>が値を上げた。

出所:MINKABU PRESS

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