市場ニュース

戻る
 

【市況】日経平均は22円安、寄り後一時上げに転じる

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均は22円安(9時15分現在)。米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は、やや売りが先行した。米国景気の先行き不透明感が意識されたほか、新型コロナ感染拡大を受け政府がGoToトラベルを一時停止する検討を始めたと報じられたことなどから足元景気への悪影響が懸念され、買い手控え要因となった。また、外為市場で1ドル=104円10銭前後と昨日15時頃に比べ20-30銭ほど円高・ドル安方向に振れたことも株価の重しとなった。一方、欧州中央銀行(ECB)が半年ぶりとなる追加金融緩和を決めたことなどが株価支援要因となり、寄り後、日経平均は一時上げに転じた。市場では、株式非公開化を巡る思惑でソフトバンクG<9984>が活況となっており、同社株の値動きによっては指数の振れ幅が大きくなる可能性があるとの指摘もあった。今日は株価指数オプションと日経平均先物12月物の特別清算指数(SQ)算出日。SQ値はQUICK試算で26713.47円だった。

《FA》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均