【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」　(12月11日記）

　日経平均株価は、最近の上値重い動きが一時的で終わり、すぐに上昇を開始する場合、2通りの動き方が考えられます。

　1つ目は、本日が12月7日の高値2万6894円に接近する程度まで上昇した後、週明け後、一気に上放れて高値を更新する展開です。

　2つ目は、月曜日までの時間帯で、一気に下値の目安になる場所まで下げた後、火曜日に急反転した後、すぐに戻り高値を超える動きになる展開です。下値の目安は、10月9日～30日と同程度の下げ幅（777円幅）の調整となる地点2万6117円前後が挙げられます。

　火曜日以降も上値重い展開を継続するなら、その後は、11月20日の安値2万5425円以下まで下げる可能性が大きくなります。


情報提供：パワートレンド＝伊藤智洋のPower Trend

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【伊藤智洋　プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(日本実業出版社)、「儲かる! 相場の教科書 ローソク足チャート 究極の読み方・使い方」(日本実業出版社)など著書多数。

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