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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):フジクラ、NOK、そーせい

フジクラ <日足> 「株探」多機能チャートより
■ロコガイド <4497>  3,680円  +530 円 (+16.8%)  本日終値
 ロコガイド<4497>が急反騰。1日の取引終了後、東京都が「官民連携データプラットフォームの構築に向けた準備会」のもとに立ち上げた「施設系混雑ワーキンググループ」の協力事業者に選定され、「施設系混雑ワーキンググループに係る包括連携協定」を締結したと発表しており、これが好感されたようだ。同ワーキンググループは、混雑データの利活用に関して都とロコガイドを含む協力事業者が連携し、取り組みを実施していくことで、「withコロナ」時代の3密回避に寄与することを目的としたもの。同社では、5月に店舗や施設の混雑状況を可視化する「混雑ランプ」の提供を開始しており、ここから得られたデータやノウハウの知見を活用することを目的に同ワーキンググループに参画するという。今後、東京都と協力事業者各社とともに具体的な検討を進めていくとしている。

■ロック・フィールド <2910>  1,620円  +157 円 (+10.7%)  本日終値  東証1部 上昇率6位
 ロック・フィールド<2910>が大幅続伸し年初来高値を更新した。1日の取引終了後、21年4月期の連結業績予想について、売上高を438億7000万円から439億7400万円(前期比7.7%減)へ、営業利益を2億1400万円から6億1300万円(同29.1%増)へ、純利益を2億100万円から5億4000万円(同2.8倍)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルス感染症拡大の影響は残るものの、売上高が緩やかに回復していることに加えて、アイテムの集約による生産性向上や、固定費低減活動によるコスト削減が進んでいることが寄与する。なお、第2四半期累計(5~10月)決算は、売上高206億9800万円(前年同期比17.6%減)、営業利益1億8600万円(同74.6%減)、純利益2億5900万円(同47.0%減)だった。

■フジクラ <5803>  452円  +31 円 (+7.4%)  本日終値
 フジクラ<5803>が大幅続伸、約10カ月半ぶりに年初来高値更新となった。電線大手3社の一角でプリント基板の商品競争力で群を抜いている。株価は上期決算発表を受け11月4日にマドを開けてストップ高に買われる人気となったが、その後も次第高の展開で水準を切り上げてきた。急騰局面で空売りが積み上がり、直近信用倍率は0.41倍と大幅に売り長状態となっていた。市場では「投資判断引き上げの動きなども観測されており、踏み上げ相場の様相となっている」(国内中堅証券)という。

■NOK <7240>  1,246円  +63 円 (+5.3%)  本日終値
 NOK<7240>が大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が1日付で、投資判断を「アンダーウエート」から「ニュートラル」とし、目標株価を1150円から1400円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、従来想定以上の企業体質変革への取り組み姿勢を評価。FPC(フレキシブル基板)はスマホ向け受注に不透明感は残るがシール事業の復調が鮮明であり、株価のダウンサイドリスクは低下しつつあると判断したという。また、会社計画はシール事業の売上前提を中心に保守的とみており、21年3月期営業損益予想を145億円の赤字から60億円の赤字へ、22年3月期の営業利益予想を70億円から140億円へ引き上げている。

■ジェイ・エス・ビー <3480>  3,380円  +170 円 (+5.3%)  本日終値
 ジェイ・エス・ビー<3480>が反発。1日の取引終了後、集計中の20年10月期連結業績について、売上高が471億2500万円から480億5000万円(前の期比12.6%増)へ、営業利益が37億3000万円から43億3000万円(同26.4%増)へ、純利益が23億9700万円から27億6000万円(同19.6%増)へ上振れて着地したようだと発表しており、これが好感された。不動産賃貸管理事業で借上・自社所有物件にかかる入居率は若干低下したものの、計画を上回る物件管理戸数の増加に伴い、家賃関連売上高が計画を上回る水準で推移したことが要因。また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、社内イベントの中止や行動制限に伴う出張費の減少など一般経費の支出抑制が顕著となったことも寄与した。また、従来28円を予定していた期末一括配当を34円にするとあわせて発表した。普通配当を1円増額するとともに、20年7月27日に会社設立30周年を迎えたことを記念して5円の記念配当を実施する。

■アスクル <2678>  4,390円  +210 円 (+5.0%)  本日終値
 アスクル<2678>は大幅続伸。1日の取引終了後に発表した11月度(10月21日~11月20日)の月次業績で、単体売上高が前年同月比11.1%増と2カ月連続で前年実績を上回ったことが好感された。前年に比べて平日が1日多かったことから、主力のBtoB事業が11.0%増となったほか、大型販促の効果などで日用品や食品を中心に販売が増加したLOHACOが18.3%増と2カ月ぶりにプラスに転じたことも寄与した。

■トヨタ紡織 <3116>  1,445円  +62 円 (+4.5%)  本日終値
 トヨタ紡織<3116>は大幅続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が1日付で、投資判断を「ニュートラル」から「オーバーウエート」とし、目標株価を1750円から2100円へ引き上げたことが好材料視されたようだ。同証券では、収益力向上と拡販進展の確度の高まりを評価。多額の生産準備費用が一巡し、今後は自動化や開発効率向上など固定費効率化、現調化推進など限界利益率上昇で更なる収益性向上が見込まれることや、徹底的な競合ベンチマークに基づく商品の差別化で、戦略OEMであるマツダ、SUBARU、スズキ、ダイハツ、BMWへ拡販が期待できるとしている。また、21年3月期の営業利益予想を230億円から400億円へ、22年3月期を同500億円から640億円へ引き上げている。

■日本電子 <6951>  4,440円  +175 円 (+4.1%)  本日終値
 日本電子<6951>が急伸し上場来高値を更新した。きょう付けの化学工業日報で「産業機器事業でフォトマスク製造用電子ビーム装置(マスクライター)を強化する」と報じられており、これが好材料視された。記事によると、現在の昭島工場(東京都昭島市)での年産10台体制から、21年度下期に新工場(東京都武蔵村山市)での生産体制を構築し、早期に同20台体制まで拡張するという。台湾・韓国を中心としたマルチビーム機によるEUV(極紫外線)フォトマスク需要に対応するのが狙いとしている。

■ミライトHD <1417>  1,650円  +55 円 (+3.5%)  本日終値
 ミライト・ホールディングス<1417>が続伸。1日の取引終了後、上限を600万株(発行済み株数の5.56%)、または95億7000万円とする自社株を2日朝の東京証券取引所の自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)で取得すると発表しており、これが好材料視された。株主還元を充実させるとともに、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能にすることが目的という。

■そーせいグループ <4565>  1,700円  +55 円 (+3.3%)  本日終値
 そーせいグループ<4565>が大幅高で3連騰、ここにきて戻り足を一気に強めている。同社は1日取引終了後、米バイオ医薬品企業のバイオヘイブン社と新規低分子CGRP拮抗薬ポートフォリオに関するグローバルな研究開発提携およびライセンス契約を締結したことを発表した。これにより、同社は契約一時金1000万ドルと研究開発資金を受領し、総額で最大3億7000万ドルのマイルストーンや段階的ロイヤルティーを受領する権利も有することになる。これを材料視する買いが流入し株価を一段と押し上げる格好となった。

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