【材料】<動意株・13日>(前引け)=コーア商事、トランスG、CRI
コーア商HD <日足> 「株探」多機能チャートより
トランスジェニック<2342>=戻り足早める。創薬研究マウス作成技術に強みを持つ、遺伝子解析バイオベンチャーで、eコマース事業などにも展開するなど多角化も推進している。12日取引終了後、これまで非開示だった21年3月期業績予想を発表、営業利益は前期比2.6倍の4億5000万円を見込んでおり、これを手掛かり材料に買いが集まった。時価総額100億円未満で足が軽く、株価も低位で値ごろ感が意識されやすいこともあって個人投資家などの短期資金の流入を誘っている。
CRI・ミドルウェア<3698>=急動意。3連騰となり25日移動平均線を一気に突き抜けてきた。ゲーム分野などの音声や映像開発用ソフトを主力に手掛けるが、スマートフォン向けが好調なほか、組込み分野の大型案件が寄与して収益を押し上げている。12日取引終了後に発表した20年9月期決算は、売上高が前の期比32%増の23億4900万円、営業利益が同24%増の4億5700万円と大幅増収増益を達成した。また、21年9月期もスマホ向けゲーム開発ソフトなどを中心に好調が続き、営業利益段階で5億~5億8000万円(上限では前期比27%増益)を計画しており、これを評価する買いを呼び込む格好となった。
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出所:MINKABU PRESS