【材料】<動意株・28日>(前引け)=長大、エクセディ、シマノ
長大 <日足> 「株探」多機能チャートより
エクセディ<7278>=大底圏離脱の動き。同社は自動車のクラッチ大手だが、中国経済が回復色を強めるなか収益見通しが改善している。27日取引終了後、21年3月期業績予想の修正を発表、最終損益は10億円の赤字から一転25億円の黒字(前期実績は94億9200万円)に上方修正した。未定だった配当は60円(前期実績は90円)としたが、業績の落ち込みが想定よりも大幅に縮小したことが好感された。株価はここ10年来の底値圏にあったことでリバウンド期待の買いを誘導している。
シマノ<7309>=大きく上放れ。自転車部品の大手で、新型コロナウイルス感染拡大を背景に“3密”を避ける移動手段として自転車へのニーズが高まるなか収益環境に追い風が吹いている。同社は27日取引終了後に20年12月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の635億円から770億円(前期比13%増)に大幅増額修正しており。これを評価する買いを呼び込んでいる。
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出所:MINKABU PRESS