【注目】★本日の【イチオシ決算】 オイシックス、ベネ・ワン、栗田工 (10月22日)
オイシックス <日足> 「株探」多機能チャートより
※決算発表の集中期間(10月23日~11月13日)は、『決算特報』を毎日3本配信します。
1.★本日の【サプライズ決算】 速報 <16時>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 続報 <18時>に配信
3.★本日の【イチオシ決算】 <20時>に配信
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【株探プレミアム】会員向けには、より早い“超速報”を毎日2本配信します。
1.★本日の【サプライズ決算】 超速報 <15時10分>に配信
2.★本日の【サプライズ決算】 超速報・続報 <15時40分>に配信
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1)本日(10月22日)引け後に発表された決算・業績修正
●イチオシ決算
【オイシックス <3182> 】 ★今期最終を2.1倍上方修正・2期ぶり最高益更新へ
◆21年3月期の連結最終利益を従来予想の12億円→25億円に2.1倍上方修正。増益率が51.9%増→3.2倍に拡大し、2期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。巣ごもり消費の高まりによる旺盛な宅配需要を追い風に、国内宅配事業で定期会員数や購買単価が伸び、売上高が計画を15.4%も上回ることが寄与。購買単価の上昇による物流・配送効率の良化なども上振れにつながる。
●サプライズな決算発表・業績修正
ベネ・ワン <2412> ★上期経常を一転18%増益・最高益に上方修正
◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の33.5億円→44.8億円に33.9%上方修正。従来の11.7%減益予想から一転して18.2%増益を見込み、9期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う外出自粛が夏季まで及んだことで、福利厚生事業で宿泊やレジャーメニューの利用が減り、契約企業への補助金支出が減少したことが寄与。コロナ禍の影響を保守的に見積もっていたことなども上振れの要因となった。
ドリコム <3793> [東証M] ★上期経常を21%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の8.5億円→10.3億円に21.2%上方修正。増益率が2.9倍→3.5倍に拡大し、従来の9期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。ユーザーの強い支持を背景に、既存タイトルが想定より好調に推移したことが寄与。効率的な運用やコスト削減に取り組んだことも上振れの要因となった。
高度紙 <3891> [JQ] ★今期経常を一転96%増益に上方修正
◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3億円→11.3億円に3.8倍上方修正。コンデンサ用セパレータは新型コロナウイルスの影響を考慮したセットメーカーなどに在庫確保の動きがあったほか、データセンターや5G関連向けの販売が伸びた。また、電池用セパレータは海外向け電気二重層キャパシタ用が好調だった。稼働率の向上で原価率が低減したことも大幅増益につながった。
併せて、通期の同利益も従来予想の9億円→19億円に2.1倍上方修正。従来の7.2%減益予想から一転して95.9%増益見通しとなった。
さくらKCS <4761> [東証2] ★上期経常を92%上方修正
◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の1.6億円→3億円に91.9%上方修正。減益率が64.4%減→31.6%減に縮小する見通しとなった。要員稼働の抑制や商談活動の遅延などを背景に売上高は計画未達となったものの、費用支出の削減や一部先送りで販管費が想定を下回ったことが利益を押し上げた。
エステー <4951> ★今期経常を一転微増益に上方修正
◆21年3月期の連結経常利益を従来予想の30億円→33.5億円に11.7%上方修正。従来の10.3%減益予想から一転して0.2%増益見通しとなった。新型コロナウイルス感染症拡大による巣ごもり需要と衛生意識の高まりを背景に、防虫剤や使い捨て手袋などの販売が伸びることが寄与。
横河ブHD <5911> ★上期経常を51%上方修正・最高益予想を上乗せ
◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の55億円→83億円に50.9%上方修正。増益率が13.6%増→71.4%増に拡大し、従来の3期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。橋梁事業の受注・生産が好調に推移するなか、今期竣工となる長期大型工事の設計変更について予定よりも早い進展が複数あり、最終精算に伴う利益の計上が前倒しとなったことが上振れの要因。
栗田工 <6370> ★今期税引き前を一転5%増益に上方修正
◆21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の86億円→160億円に86.0%上方修正。国内の水処理薬品事業やメンテナンス・サービスで新型コロナウイルス感染拡大の影響による販売の落ち込みが想定ほど発生しなかったことが寄与。在宅勤務・移動制限による販管費減少や原価率改善に加え、超純水供給事業で一部顧客との契約の解除に伴う清算益を計上したことも利益を押し上げた。
併せて、通期の同利益も従来予想の226億円→280億円に23.9%上方修正。従来の15.3%減益予想から一転して4.9%増益見通しとなった。
2)10月23日の決算発表銘柄(予定) ★は注目決算
■取引時間中の発表
◆第2四半期決算:
<8818> 京阪神ビル
◆第3四半期決算:
<3912> モバファク
<6858> 小野測器
■引け後発表
◆第1四半期決算:
<1381> アクシーズ [JQ]
◆第2四半期決算:
<2664> カワチ薬品
<2804> ブルドック [東2]
<4765> Mスター
<4929> アジュバン
<5423> 東京製鉄
<6297> 鉱研工業 [JQ]
<6755> 富士通ゼ ★
<8707> 岩井コスモ
<9436> 沖縄セルラー [JQ]
<9478> SEHI [JQ]
<9914> 植松商会 [JQ]
◆第3四半期決算:
<2268> サーティワン [JQ]
<4107> 伊勢化 [東2]
<6663> 太洋工業 [JQ]
<6722> A&T [JQ]
<7422> 東邦レマック [JQ]
<7976> 菱鉛筆
<8060> キヤノンMJ
合計22社
※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。
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