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【材料】郵船が後場プラス圏に浮上、上期経常を一転2.7倍増益に大幅上方修正

郵船 <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本郵船<9101>が後場プラス圏に浮上している。きょう昼ごろ、21年3月期上期(4~9月)の連結経常利益を従来予想の120億円から440億円(同2.7倍)へ大幅上方修正しており、これが好材料視されているようだ。

 定期船事業では想定以上の積高による需給改善でスポット運賃も堅調で、オーシャンネットワークエクスプレスの収支も想定を上回る。また、航空運送事業でも想定より高い運賃単価水準が継続しているほか、物流事業の航空貨物取扱事業も堅調な市況に支えられていることなどを反映したという。併せて、従来未定としていた今期の上期配当を20円(前年同期は20円)実施するとし、20円を計画していた下期配当は未定に変更している。

出所:MINKABU PRESS

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