【注目】明日注目すべき【好決算】銘柄 丹青社、アトラ、PSS (28日大引け後 発表分)
丹青社 <日足> 「株探」多機能チャートより
28日大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
丹青社 <9743> ★上期経常を一転34%増益・最高益に上方修正
◆21年1月期上期(2-7月)の連結経常利益を従来予想の25.5億円→35億円に37.3%上方修正。従来の17.2%減益予想から一転して34.4%増益を見込み、3期ぶりに上期の最高益を更新する見通しとなった。売上高は計画を若干下回ったものの、収益性を重視した受注や経費抑制が奏功し、採算は大きく改善した。
アトラ <6029> ★今期最終を5.8倍上方修正
◆20年12月期の連結最終損益を従来予想の1300万円の黒字→7600万円の黒字(前期は1億4600万円の赤字)に5.8倍上方修正した。保有する非上場株式の売却に伴い、売却益6300万円が発生することが最終利益を押し上げる。
PSS <7707> [東証M] ★今期経常は4.5億円の黒字に急浮上へ
◆20年6月期の連結経常損益は9100万円の赤字(前の期は1億3900万円の黒字)に転落したものの、続く21年6月期は4億5000万円の黒字に急浮上する見通しとなった。今期は世界的な新型コロナウイルス確定迅速検査の需要を背景に、全自動PCR検査システムやDNA(核酸)抽出自動化装置などの販売が大きく伸び、52.0%の大幅増収を見込む。積極的な設備投資に伴い減価償却費などの費用が増加するものの、増収効果で吸収する。
株探ニュース