【市況】１９日の米株式市場の概況、ＮＹダウは８５ドル安と３日続落

　１９日の米株式市場は、ＮＹダウは前日比８５．１９ドル安の２万７６９２．８８ドルと３日続落した。

　この日発表された７月開催分の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）議事録では、新型コロナウイルスによる米経済への影響を警戒していることが分かり、先行き不透明感が台頭。これを受けＮＹダウ、ナスダック指数ともに下落した。ボーイングが値を下げ、アマゾン・ドット・コムやマイクロソフトが安い。インテルやズーム・ビデオ・コミュニケーションズ、ギリアド・サイエンシズが軟調だった。半面、アップルが上昇し、時価総額は米国企業として初めて２兆ドルを突破した。フェイスブックやセールスフォース・ドットコムが高く、ナイキやオラクルが値を上げた。

　ナスダック総合株価指数は、同６４．３８２ポイント安の１万１１４６．４６１と３日ぶりに反落した。出来高概算は、ニューヨーク市場が７億６５７４万株となった。

出所：MINKABU PRESS