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【注目】前日に「買われた株!」総ザライ (1) ―本日につながる期待株は?―

アイエスビー <日足> 「株探」多機能チャートより

■アイエスビー <9702>  2,704円 (+500円、+22.7%) ストップ高

 アイ・エス・ビー <9702> がストップ高。7月31日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、売上高を240億円から246億3100万円(前期比9.4%増)へ、営業利益を12億5000万円から15億3300万円(同28.4%増)へ、純利益を6億8000万円から8億5100万円(同34.4%増)へ上方修正したことが好感された。大手企業を中心としたIT関連投資が引き続き高水準にあることが牽引する見通し。また、 新型コロナウイルス感染症の感染拡大による一部のプロジェクトのスタート遅れや減員などの影響を、部門連係で補完のうえ稼働率を維持したほか、全般的に経費が圧縮されたことも貢献した。なお、当時に発表した第2四半期累計(1-6月)決算は、売上高121億3100万円(前年同期比10.4%増)、営業利益8億8300万円(同51.4%増)、純利益4億9700万円(同52.8%増)だった。

■ITメディア <2148>  2,205円 (+400円、+22.2%) ストップ高

 東証1部の上昇率2位。アイティメディア <2148> がストップ高。IT系などを中心としたニュースサイト運営を主力に、「ねとらぼ」をはじめとした非IT系メディア育成にも傾注し好調に業績を伸ばしている。また、テレワーク関連分野でも商機を捉えマーケットの注目度は高い。同社は前週末7月31日取引終了後、非開示だった21年3月期の業績予想を発表、最終利益は前期比22%増で2期連続のピーク利益更新、年間配当も前期実績比2円増額の14円と増配を実施する計画で、これを材料視する買いが集中した。

■ITFOR <4743>  852円 (+150円、+21.4%) ストップ高

 アイティフォー <4743> がストップ高。同社は7月31日取引終了後に、21年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。売上高が前年同期比25.6%増の34億2900万円、営業利益が同50.6%増の2億8900万円と大幅な増収増益となったことが好感されたようだ。主力パッケージである個人ローン業務支援システム「SCOPE」などの販売が好調だったほか、前期末時点での高水準な受注残が売り上げに寄与した。なお、通期業績予想については、売上高が前期比4.9%減の145億円、営業利益が同4.1%増の18億円とする従来計画を据え置いている。

■ベガコーポ <3542>  2,312円 (+400円、+20.9%) ストップ高

 ベガコーポレーション <3542> [東証M]がストップ高。7月31日の取引終了後、21年3月期業績予想について、売上高を151億円から180億~200億円(前期比32.6~47.4%増)へ、営業利益を4億7000万円から17億~21億円(同14.6~18.0倍)へ大幅に上方修正したことが好感された。SEO・Web広告からの新規アクセスの流入及びSNS強化による認知度向上が奏功し、旗艦店へのアクセス数が大幅に伸長するなど、旗艦店シフト施策が順調に進捗し第1四半期売上高が四半期ベースで過去最高となったことが寄与する見通し。また、利益面では、販売価格及び商品構成の見直しによる原価率の改善や、在庫適正化や適正配送による保管費及び物流外注費の削減などの取り組みが奏功するとみている。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高53億4900万円(前年同期比61.1%増)、営業利益7億4800万円(同106.9倍)を見込んでいる。

■SGHD <9143>  4,570円 (+700円、+18.1%) ストップ高

 東証1部の上昇率7位。SGホールディングス <9143> がストップ高に買われた。7月31日の取引終了後、21年3月期の連結業績予想について、売上高を1兆2000億円から1兆2200億円(前期比4.0%増)へ、営業利益を785億円から870億円(同15.3%増)へ、純利益を485億円から525億円(同11.0%増)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルス感染症の影響で、BtoBの取扱個数が減少した一方、巣ごもり消費によりBtoC取扱個数が増加したことが牽引する。また、幹線輸送の積載効率などの生産性向上の取り組みに加え、在宅率上昇の影響を受けて配達効率が向上していることも寄与する見通しだ。また、業績予想の修正に伴い、従来中間22円・期末23円としていた配当予想について、中間24円・期末25円にするとあわせて発表しており、これも好材料視された。年間配当は49円(従来予想45円)となり、前期実績に対しては5円の増配になる予定だ。なお、同時に発表した第1四半期(4-6月)決算は、売上高3176億3200万円(前年同期比9.1%増)、営業利益277億2600万円(同47.7%増)、純利益172億2400万円(同70.3%増)だった。

■ZHD <4689>  657円 (+100円、+18.0%) ストップ高

 東証1部の上昇率8位。Zホールディングス <4689> がストップ高。同社は31日大引け後に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結税引き前利益は前年同期比8.6%増の449億円に伸びた。

■CTS <4345>  890円 (+135円、+17.9%) 一時ストップ高

 東証1部の上昇率9位。シーティーエス <4345> が急反騰、一時ストップ高の905円まで買われた。同社は7月31日、21年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比18.9%増の4億3800万円となり、上半期計画8億2000万円に対する進捗率は53.4%となった。売上高は同5.6%増の22億6000万円で着地。システム事業では建設現場事務所用のモバイル回線及びネットワークカメラなどのレンタル受注が増加したほか、測量計測事業でワンマン測量システムなどのレンタル受注が好調だったことが寄与した。なお、上半期及び通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

■ワコム <6727>  672円 (+100円、+17.5%) ストップ高

 東証1部の上昇率10位。ワコム <6727> がストップ高に買われた。7月31日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算は、売上高209億1600万円(前年同期比22.3%増)、営業損益22億1700万円の黒字(前年同期は2億5900万円の赤字)で着地しており、これが好材料視された。オンライン教育などの普及を受けてブランド製品事業でペンタブレット製品の販売が急拡大したことに加え、製品ミックス改善や販管費の減少も寄与し、同事業のセグメント損益は前年同期の2億600万円の赤字から14億3700万円の黒字に急浮上した。また、テクノロジーソリューション事業はOEM提供先メーカー向けにEMRテクノロジーなどの売り上げが大幅に増加し、セグメント利益は9割増益を達成した。

■ベルーナ <9997>  877円 (+128円、+17.1%) 一時ストップ高

 ベルーナ <9997> が急反騰、一時ストップ高の899円に買われ年初来高値を更新した。前週末7月31日の取引終了後、第1四半期(4-6月)連結決算を発表しており、売上高485億3400万円(前年同期比5.2%増)、営業利益24億6800万円(同26.5%増)、純利益14億9200万円(同34.0%増)となり、上期予想の営業損益6億円の赤字を大幅超過したことが好感された。新型コロナウイルス感染拡大防止による臨時休業などで店舗販売事業やプロパティ事業は減収減益となった。ただ、巣ごもり需要の増大による主力の総合通販事業、専門通販事業が好調に推移し全体を牽引した。また、為替相場の変動による損失が前年同期より縮小したことも最終利益を押し上げた。なお、21年3月期の業績予想は、売上高1750億円(前期比2.8%減)、営業利益70億円(同32.1%減)、純利益52億円(同11.3%減)と従来見通しを据え置いている。

■トランスコス <9715>  2,960円 (+408円、+16.0%) 一時ストップ高

 トランス・コスモス <9715> が急反騰し、約6ヵ月ぶりに年初来高値を更新した。7月31日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4-6月)の連結業績は、売上高784億8500万円(前年同期比7.1%増)、経常利益34億2100万円(同2.7倍)となり、これが好材料視された。アウトソーシングサービスの需要が拡大するなか、既存の大型業務の採算性改善や大型スポット業務の獲得などで単体サービスの利益が急拡大したことが寄与。また、前第3四半期から一部子会社を連結の範囲に含めた影響や受注が好調に推移したことで国内関係会社が大幅増収となったほか、一部上場子会社や中国・韓国子会社を中心に収益性が改善したことも大幅増益の要因となった。

■保土谷 <4112>  5,230円 (+705円、+15.6%) ストップ高

 保土谷化学工業 <4112> がストップ高。7月31日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算は、売上高103億5300万円(前年同期比21.8%増)、経常利益23億9600万円(同4.9倍)に急拡大しており、これを好感する買いが入った。新型コロナウイルス感染症が拡大するなか、子会社で開発したPCR診断キット用材料が複数の診断キットメーカーに採用されるなど需要が急増したことが寄与。スマートフォン向けディスプレー分野で液晶から有機ELへの切り替えが進み、有機EL材料の販売が伸びたことなども収益拡大に貢献した。併せて、非開示だった上期(4-9月)の業績予想は、売上高183億円(前年同期比4.3%増)、経常利益21億円(2.7倍)の見通しとした。第2四半期はPCR診断キット用材料の大幅な需要減少を想定している。

■マーベラス <7844>  745円 (+100円、+15.5%) ストップ高

 マーベラス <7844> がストップ高。7月31日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4-6月)の連結決算は、売上高46億6800万円(前年同期比3.3%増)、経常利益8億9100万円(同44.2%増)と増収増益だったことが好感されたようだ。主力のオンライン事業でリリースから3年目となる「シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK」が引き続き好調だったことに加え、6周年を迎えた「剣と魔法のログレス いにしえの女神」がコラボ施策などにより好調な売り上げを記録した。また、5月に配信を開始したスマートフォン向け新作「一騎当千エクストラバースト」も順調に立ち上がり、新作、既存タイトルともに好調に推移したという。なお、通期業績見通しは新型コロナウイルスによる影響を合理的に算定することが困難なため、引き続き未定とした。

■ナフコ <2790>  2,116円 (+271円、+14.7%)

 ホームセンター大手のナフコ <2790> [JQ]が急騰。株価は13年5月以来、約7年3ヵ月ぶりの高値となる2216円まで上昇した。7月31日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)が前年同期比2.3倍の76億7200万円に急拡大しており、これを好材料視する買いが向かった。マスクやアルコール除菌商材をはじめ新型コロナウイルス感染対策品の販売が好調だったほか、外出自粛要請を受けて園芸用品やペイント、木材といったDIY用品、収納用品、デスクチェアも伸びた。プライベートブランド商品の構成比上昇や広告自粛による値下げ減少なども大幅増益の要因となった。第1四半期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の90億円(前期比0.4%増)から129億8700万円(同44.9%増)に上方修正し、14期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

■日本MDM <7600>  1,780円 (+225円、+14.5%)

 日本エム・ディ・エム <7600> がマドを開けて急反騰。7月31日の取引終了後、21年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の1億3000万円から5億3000万円(同56.7%減)へ4.1倍上方修正しており、これが好材料視された。第1四半期(4-6月)に日本の人工関節分野と脊椎固定器具分野の症例数の減少が想定より少なかったうえ、米国で5月以降、新型コロナウイルス感染症の患者数の増加率が低下し人工関節置換術が再開され、6月には更に多くの医療機関で手術が再開し想定以上に症例数が回復したことで、売上高が計画を上回る見込みになった。また、新型コロナウイルス感染症の影響で日米ともに営業活動が大幅に制限され、販管費の発生が想定を下回ることも利益押し上げ要因となる。なお、同時に発表した第1四半期の同利益は前年同期比62.2%減の2億3800万円だった。

■大和工 <5444>  2,428円 (+284円、+13.3%)

 大和工業 <5444> が急反騰。3日午後1時ごろ、21年3月期連結業績予想について、売上高を1150億円から1250億円(前期比31.3%減)へ、営業利益を55億円から80億円(同29.4%減)へ、最終利益を収支均衡から40億円(同72.9%減)へ上方修正したことが好感された。新型コロナウイルス感染症の拡大による影響で、短期的には建設現場・鋼材加工を行うファブリケータ―の稼働率低下や輸送の停滞があり、長期的には建設・土木プロジェクトの延期や中止による鋼材消費の落ち込みが考えられることから、減収減益を見込む。ただ、国・地域によっては、その影響度合いが想定よりも軽減されるほか、影響の時期が先送りされる見通しとなっていることから、予想を上方修正するという。なお、第1四半期(4-6月)連結決算は、売上高382億4600万円(前年同期比20.8%減)、営業利益30億7700万円(同3.2%増)、純利益51億3800万円(同9.9%増)だった。同時に、100万株(発行済み株数の1.48%)、または27億円を上限とする自社株買いを発表しており、これも好材料視された。取得期間は8月4日から10月30日までで、機動的な資本政策を遂行するためとしている。

■ノジマ <7419>  2,949円 (+311円、+11.8%)

 ノジマ <7419> が急反騰。同社は7月31日大引け後に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比61.6%増の66.5億円に拡大した。

■北國銀行 <8363>  3,045円 (+291円、+10.6%)

 北國銀行 <8363> が急反騰。同社は7月31日大引け後に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比24.7%増の72.7億円に伸び、4-9月期(上期)計画の60億円に対する進捗率が121.2%とすでに上回り、さらに5年平均の82.0%も超えた。

※3日の上昇率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。

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