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【材料】新光電工は大幅反発、第1四半期営業利益は大幅黒字転換

新光電工 <日足> 「株探」多機能チャートより
 新光電気工業<6967>は大幅反発している。28日の取引終了後に発表した第1四半期(4~6月)連結決算が、売上高424億2500万円(前年同期比24.7%増)、営業利益37億3800万円(前年同期3億6800万円の赤字)、最終利益32億400万円(同7億8700万円の赤字)と、大幅黒字転換したことが好感されている。

 自動車向けは厳しい状況が続いたものの、フリップチップタイプパッケージがデータセンター用サーバー向け及びパソコン向けに売り上げを大きく伸ばしたほか、CPU向けヒートスプレッダーも堅調に推移した。また、セラミック静電チャックが半導体製造装置市場の旺盛な需要を背景に受注が大幅増となったことや、プラスチックBGA基板で先端メモリー向けの新ラインが稼働を開始したことなども貢献した。

 なお、21年3月期通期業績予想は、売上高1711億円(前期比15.3%増)、営業利益107億円(同3.3倍)、最終利益70億円(同2.6倍)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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