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【注目】「妙味株」一本釣り!スペシャル4連弾(2) ─ トビラシステ <連休特別企画>

トビラシステ <日足> 「株探」多機能チャートより

●トビラシステ <4441>  【目標株価】2400円(22日終値1824円)

「主力事業が好調で新サービスへの期待感も」

 トビラシステムズ <4441> の20年10月期通期の単独営業利益は前期比15.2%増の4億6800万円が見込まれている。6月15日に直近高値2222円をつけたあとは調整局面となっているが、中期トレンドを示す75日移動平均線を下回る水準では積極的に狙ってみたい。

 同社は独自のアルゴリズムを用いて迷惑な電話などを防ぐ唯一無二の事業を展開しており、主力の迷惑情報フィルタ事業が売上高全体の約90%を占めている。特に売上高構成比が大きいのがモバイル向けのフィルタサービスで、会社側では今後3年程度の売り上げ成長が最も期待できるとみている。スマートフォンの利用者などを標的にした特殊詐欺が後を絶たないなかフィルタサービスのニーズは依然として高く、月間利用者数は昨年10月末の約369万人から今年4月末には約896万人(うちモバイル向けが863万人)に拡大。6月10日に発表した第2四半期累計(19年11月-20年4月)の単独決算は、人員増強や東証マザーズから東証1部に市場変更したことに伴う費用などをこなし、営業利益は前年同期比4.8%増の2億4200万円と従来計画を約20%上回って着地した。

 また、3月末にサービスを開始したビジネスフォン向けフィルタサービス「トビラフォン Cloud」にも期待したい。このサービスは専用アプリをインストールすることによってスマホで内線・外線通話ができるようになるもので、テレワーク環境を構築したい顧客などから多くの問い合わせが寄せられているという。

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