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【材料】テラスカイは未踏の4000円を一気に突破、第1四半期の好決算を引き続き材料視

テラスカイ <日足> 「株探」多機能チャートより
 テラスカイ<3915>が3連騰。株価は16年5月につけた高値3748円(分割後修正値)を上抜いて4000円台に突入、約4年2カ月ぶりの上場来高値更新を果たしている。同社は15日の取引終了後に21年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。売上高29億2600万円(前年同期比37.8%増)、経常利益3億1900万円(同66.1%増)といずれも拡大しており、これが引き続き材料視されている。

 クラウド市場が急速に拡大するなか、主力のソリューション事業でセールスフォースを中心としたクラウドサービスの導入開発案件、アマゾンウェブサービス(AWS)へのクラウドマイグレーション案件が大幅に増加したほか、製品事業ではクラウドデータ連携基盤や画面作成ツール、グループウェアの契約が伸びた。今期は経常利益段階で5億700万円(前期比33.4%減)と大幅減益を見込むが、第1四半期に絶好のスタートを切ったことで、業績上振れ期待が膨らんでいる。

出所:MINKABU PRESS

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