【材料】<みんかぶ・個人投資家の予想から>=「売り予想数上昇」5位にステムリム
ステムリム <日足> 「株探」多機能チャートより
9日の東京株式市場でステムリムが7日ぶりに大幅反落。前日に年初来高値を更新するなど足もとでの株価上昇に対する反動売りが出ており、これが売り予想数の上昇につながっているようだ。
人気化したきっかけは、6月30日に発表した20年7月期の単独業績予想の上方修正。売上高は4億円から21億円(前期比21.0倍)へ見直したほか、営業損益を10億9000万円の赤字から4億900万円の黒字(前期7億2600万円の赤字)へと黒字転換を見込む。塩野義製薬<4507>へ導出済みのHMGB1ペプチド(一般名「レダセムチド」)に関して、同日付で複数の疾患に対する臨床開発を加速度的に展開するための新たな契約を締結すると発表しており、同契約の事業収益を織り込んだとしている。
出所:MINKABU PRESS