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【材料】<注目銘柄>=社宅サービス、4~6月期業績が「大底」に

社宅サービス <日足> 「株探」多機能チャートより
 日本社宅サービス<8945>に注目したい。株価は13週と26週移動平均線がゴールデンクロスを示現しており、投資妙味が増している。

 同社は社宅管理事務代行と施設総合管理事業が収益の2本柱。24日に20年6月期連結営業利益予想を従来の10億5500万円から8億2700万円(前期比13.4%減)へ下方修正を発表。新型コロナウイルス感染拡大の影響により新規顧客受注が停止したほか、管理組合の総会や理事会の開催中止・延期に伴いリプレイスや修繕工事に時期ずれが発生していることなどが要因。ただ、5月末の緊急事態宣言の全面解除を受けて経済活動は再開されており、4~6月期が業績の大底となることが見込まれる。21年6月期業績は急回復が見込めよう。

 更に、20年6月期からの配当性向4割以上という方針のもと、今期配当予想を前期実績に対して6円増の28円としたことや、21年6月末時点の株主への優待制度を拡充するなど、株主還元を積極化している点も評価できる。(れい)

出所:MINKABU PRESS

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