【材料】東エレクは4カ月半ぶり上場来高値、5Gなど追い風に半導体市況回復への期待根強い
東京エレクトロン<8035>は一時500円高超に買われフシ目の2万6000円台を突破、4カ月半ぶりに上場来高値更新となった。ディスコ<6146>も500円近い上昇で2万6000円台に復帰するなど値がさの半導体製造装置関連株が強い動きを示している。新型コロナウイルスの感染拡大の影響はあるものの、半導体市況は世界的にサービスが本格化する5Gインフラやビッグデータ普及に合わせたデータセンターの増設などで構造的な需要回復局面にある。前日の米国株市場では半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)が反発に転じるなど、25日移動平均線を足場に依然として最高値をにらむ位置にあり、東京市場でも半導体セクターの先高期待は根強いものがある。
出所:MINKABU PRESS
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