【特集】ミロク情報 Research Memo（10）：株主配当は収益水準に見合った安定配当を継続方針

■株主還元策

ミロク情報サービス<9928>は株主還元として、配当に関しては長期的に安定した利益還元を維持することを基本方針としている。2020年3月期は特別損失の計上により親会社株主に帰属する当期純利益が減益となったものの、1株当たり配当金は前期比4.0円増配の38.0円（配当性向63.8%）と5期連続の増配を実施した。2021年3月期については前期比横ばいの38.0円（配当性向50.1%）としている。配当性向についてはここ数年30%前後を維持しながら収益成長に応じて増配してきたことから、今後も配当性向が30%水準を下回る状況になれば、増配が期待できるものと考えられる。

（執筆：フィスコ客員アナリスト　佐藤　譲）

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