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【市況】8日の株式相場見通し=続伸、雇用統計受けた米株高に追随し2万3000円台へ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 8日の東京株式市場は、前週末の欧米株高を受け買い優勢の展開に傾き、日経平均は6日続伸で約3カ月半ぶりに2万3000円台を回復しそうだ。米国では発表された5月の米雇用統計で非農業部門の雇用者数が、800万人程度の大幅減少を見込んでいた市場予想に反し前月比251万人の増加と急増、これを受けNYダウは800ドルを超える上昇を示し、ハイテク株比率の高いナスダック指数は取引時間中に9845まで上昇し史上最高値を更新した。このリスクオンの流れが東京市場にも波及することが予想される。原油市況高や為替の円安なども市場心理を強気に傾ける材料となる。

 5日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比829ドル16セント高の2万7110ドル98セントと大幅高で5日続伸。ナスダック総合株価指数は、同198.268ポイント高の9814.081だった。

 日程面では、きょうは1~3月のGDP改定値、4月の国際収支、5月の景気ウォッチャー調査など。なお、オーストラリア、マレーシアが休場となる。

出所:MINKABU PRESS

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