【特集】「脱プラスチック」が20位にランク、レジ袋有料化を控え注目高まる<注目テーマ>
凸版 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 デジタルトランスフォーメーション
2 テレワーク
3 5G
4 人工知能
5 バイオテクノロジー関連
6 旅行
7 コロナウイルス
8 教育ICT
9 半導体
10 遠隔医療
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「脱プラスチック」が20位となっている。
レジ袋の有料化スタートが迫ってきた。海洋プラスチックごみ問題などの解決が求められるなか、プラスチック利用の抑制を目指して7月1日からスタートするもので、これを機に、株式市場でも改めてプラスチック削減に向けた動きに関心が高まっていることが、テーマへの注目度を高めている。また、新型コロナの感染拡大による外出自粛要請で、企業からの廃プラスチック量は減少しているとみられるが、デリバリーや持ち帰り弁当の需要が拡大しており、こういった容器に使用された廃プラスチックの量が増加するという新たな問題が発生していることも、この傾向に拍車をかけているようだ。
この日の関連銘柄の動きでは、凸版印刷<7911>と生分解性プラスチック のレジ袋などを共同開発したGSIクレオス<8101>やエコバッグなどの企画・製造・販売を手掛けるトランザクション<7818>が堅調な動きとなっているほか、買い物用紙袋を手掛けるスーパーバッグ<3945>やザ・パック<3950>も高い。このほか生分解性プラスチックに関連してカネカ<4118>や三菱ケミカルホールディングス<4188>、ユニチカ<3103>などにも注目したい。
出所:MINKABU PRESS