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【材料】ケネディクス---1Q減益なるも、受託資産残高(AUM)を拡充

ケネディクス <日足> 「株探」多機能チャートより

ケネディクス<4321>は14日、2020年12月期第1四半期(20年1月-3月)連結決算を発表した。営業利益が同17.8%減の20.81億円、経常利益が同3.7%減の28.31億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同12.7%減の19.12億円となった。

2020年12月期第1四半期末における受託資産残高(AUM)の総額は2兆4,291億円となり、2019年度末比では369.10億円(1.5%)の純増となった。

アセットマネジメント事業営業収益は前年同期比12.6%増の25.27億円、営業利益は同0.3%減の15.43億円となった。受託資産残高(AUM)が拡充した結果、安定収益であるアセットマネジメントフィーが増加した。

不動産管理事業の営業収益は同44.0%増の14.29億円、営業利益は同22.3%増の4.32億円となった。

不動産運営事業の営業収益は同20.9%増の9.22億円、営業損失は0.34億円(前年同期は1.15億円の損失)となった。

不動産投資事業の営業収益は同70.4%減の11.40億円、営業利益は同67.9%減の3.39億円となった。

2020年12月期通期の業績予想については、営業利益が前期比0.4%増の160.00億円、経常利益が同3.5%増の164.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.7%増の115.00億円とする期初計画を据え置いている。なお不動産投資事業は、経済環境や不動産市場等の影響を受けやすい状況にあり、現状では営業収益の予測が困難であるとして、営業収益の予想は記載していない。

《SF》

 提供:フィスコ

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