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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(3):ユニチャーム、カルビー、菱地所

ユニチャーム <日足> 「株探」多機能チャートより
■ユニ・チャーム <8113>  4,050円  +106 円 (+2.7%)  本日終値
 ユニチャーム<8113>は続伸。14日取引終了後に連結決算(国際会計基準)を発表。20年12月期第1四半期(1~3月)の売上高は1837億8800万円(前年同期比9%増)、税引き前利益は279億1000万円(同33.3%増)に拡大しており、これを好感する買いが向かった。新型コロナウイルスの感染拡大でマスクやアルコールウェットティッシュなどの感染症対策商品を中心に特需が発生したことが業績を押し上げた。また、マーケティング費用を効果的に投下したことに加え、原油市況の下落で石油由来の原材料を中心に価格が下落したことなども大幅増益につながった。

■ブレインパッド <3655>  4,750円  -810 円 (-14.6%)  本日終値  東証1部 下落率2位
 ブレインパッド<3655>が急落。14日の取引終了後、20年6月期の連結業績予想について、売上高を68億円から66億円(前期比16.3%増)へ、営業利益を12億8000万円から10億8000万円(同8.8%減)へ、純利益を9億7000万円から8億2000万円(同6.9%減)へ下方修正したことが嫌気された。新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、新規案件を獲得するための営業活動が制限されていることに加えて、3月決算企業からの年度末需要が振るわなかったことが要因。また、第2四半期以降ソリューション事業で発生している他社製ソフトウェアのリブランドに伴う売り上げ減の影響も続いているという。更に、社員人件費や人材採用費が増加していることも響くとしている。なお、同時に発表した第3四半期累計(19年7月~20年3月)決算は、売上高48億3900万円(前年同期比19.7%増)、営業利益8億8000万円(同1.3%減)、純利益6億8400万円(同10.1%増)だった。

■カルビー <2229>  2,943円  -402 円 (-12.0%)  本日終値  東証1部 下落率3位
 14日に決算を発表。「今期経常は12%減益へ」が嫌気された。
 カルビー <2229> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比0.1%減の273億円になり、21年3月期も前期比12.4%減の240億円に減る見通しとなった。
  ⇒⇒カルビーの詳しい業績推移表を見る

■日清製粉グループ本社 <2002>  1,558円  -192 円 (-11.0%)  本日終値  東証1部 下落率5位
 14日に決算を発表。「今期経常は14%減益、1円増配へ」が嫌気された。
 日清製粉グループ本社 <2002> が5月14日大引け後(15:30)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比2.0%減の314億円になり、21年3月期も前期比14.1%減の270億円に減る見通しとなった。
  ⇒⇒日清製粉グループ本社の詳しい業績推移表を見る

■森永製菓 <2201>  4,280円  -420 円 (-8.9%)  本日終値  東証1部 下落率9位
 14日に決算を発表。「今期経常は17%減益へ」が嫌気された。
 森永製菓 <2201> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比5.7%増の219億円に伸びたが、21年3月期は前期比16.6%減の183億円に減る見通しとなった。
  ⇒⇒森永製菓の詳しい業績推移表を見る

■三菱地所 <8802>  1,580円  -151.5 円 (-8.8%)  本日終値  東証1部 下落率10位
 14日に決算を発表。「今期経常は23%減益、前期配当増額も今期減配」が嫌気された。
 三菱地所 <8802> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比6.3%増の2195億円に伸びたが、21年3月期は前期比23.0%減の1690億円に減る見通しとなった。同時に、前期の年間配当を31円→33円(前の期は30円)に増額し、今期は前期比8円減の25円に減配する方針とした。
  ⇒⇒三菱地所の詳しい業績推移表を見る

■日本製粉 <2001>  1,597円  -142 円 (-8.2%)  本日終値
 14日に決算を発表。「前期経常が一転減益で下振れ着地・今期は18%減益へ」が嫌気された。
 日本製粉 <2001> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比2.5%減の127億円になり、従来予想の135億円を下回り、増益予想から一転して減益で着地。21年3月期も前期比17.6%減の105億円に減る見通しとなった。
  ⇒⇒日本製粉の詳しい業績推移表を見る

■ロイヤルHD <8179>  1,702円  -146 円 (-7.9%)  本日終値
 14日に決算を発表。「上期最終を一転赤字に下方修正」が嫌気された。
 ロイヤルホールディングス <8179> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。20年12月期第1四半期(1-3月)の連結最終損益は34.1億円の赤字(前年同期は3億円の黒字)に転落した。併せて、1-6月期(上期)の同損益を従来予想の0.5億円の黒字→155億円の赤字(前年同期は7.5億円の黒字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
  ⇒⇒ロイヤルHDの詳しい業績推移表を見る

■インソース <6200>  2,408円  -185 円 (-7.1%)  本日終値
 インソース<6200>が続落。14日取引終了後、20年9月期連結業績予想の下方修正を発表したことが嫌気された。売上高は68億円から54億9000万円(前期比2.1%減)、営業利益は15億2000万円から8億8500万円(同32.1%減)、純利益は10億円から5億6500万円(同32.3%減)に減額した。新型コロナウイルスの感染拡大で3月以降の研修事業(講師派遣型および公開講座)に影響が出ていることが響く。同時、自社株買いの実施も発表した。25万株(発行済み株式数の1.19%)、3億円を上限としており、取得期間は5月15日~6月30日。

■東和薬品 <4553>  2,151円  -145 円 (-6.3%)  本日終値
 14日に決算を発表。「今期経常は29%減益へ」が嫌気された。
 東和薬品 <4553> が5月14日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期の連結経常利益は前の期比11.3%増の209億円に伸びたが、21年3月期は前期比29.5%減の148億円に減る見通しとなった。
  ⇒⇒東和薬品の詳しい業績推移表を見る

●ストップ高銘柄
 KeyHolder <4712>  120円  +30 円 (+33.3%) ストップ高   本日終値
 シーズメン <3083>  340円  +80 円 (+30.8%) ストップ高   本日終値
 ジーエルサイエンス <7705>  1,302円  +300 円 (+29.9%) ストップ高   本日終値
 フーバーブレイン <3927>  1,452円  +300 円 (+26.0%) ストップ高   本日終値
 メドピア <6095>  2,699円  +500 円 (+22.7%) ストップ高   本日終値
 など、19銘柄

●ストップ安銘柄
 キャピタルA <3965>  620円  -150 円 (-19.5%) ストップ安   本日終値
 など、1銘柄

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