【特集】「ソーシャルゲーム」が19位にランク、コロプラの好決算が人気火付け役<注目テーマ>
コロプラ <日足> 「株探」多機能チャートより
1 テレワーク
2 5G
3 コロナウイルス
4 半導体
5 人工知能
6 新型コロナウイルス薬
7 バイオテクノロジー関連
8 遠隔医療
9 人材派遣
10 ローカル5G
みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ソーシャルゲーム」が19位となっている。
新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う外出自粛や、小中・高校の臨時休校の長期化を受けて、家にいても手軽に楽しむことのできるソーシャルゲームへの関心が高まっている。特にこの日は、14日の取引終了後、コロプラ<3668>が発表した20年9月期上期(19年10月~20年3月)連結経常利益が前年同期比151倍の74億600万円と急拡大したことを受け、コロプラ株がストップ高カイ気配に買われており、これが火付け役となる形で、ソーシャルゲーム関連への関心が改めて高まっている。他社IPタイトルの「ドラゴンクエストウォーク」(企画・制作スクウェア・エニックス)が引き続き堅調に推移したことが牽引したという。
この日の関連株の動きでは、前述のコロプラのほか、カジュアルゲームアプリを手掛けるカヤック<3904>もストップ高カイ気配に買われている。14日に発表した第1四半期(1~3月)連結営業利益は1億2600万円(前年同期1億1600万円の赤字)と黒字転換を果たした。「Park Master」のダウンロード数が全世界で3200万を超えるなど好調に推移したことに加えて、子会社カヤックアキバスタジオでの受託ゲーム開発が拡大基調にあることも寄与した。また、対戦型都市破壊ストラテジーゲーム「ビッグバッドモンスターズ」のローンチを控えるコムシード<3739>や、「ドラゴンクエストタクト」の開発が順調に進捗しているAiming<3911>も一時ストップ高となった。
出所:MINKABU PRESS