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【市況】東京株式(前引け)=前日比18円安、朝高後に値を消す

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
 10日前引けの日経平均株価は前日比18円99銭安の1万9326円78銭。前場の東証1部の売買高概算は6億3715万株、売買代金は約1兆394億円。値上がり銘柄数は666、値下がり銘柄数は1422、変わらずは81銘柄だった。

 日経平均株価は小幅安。9日の米株式市場でNYダウが前日比285ドル高と上昇した。これを受け、日経平均株価は寄り付きに1万9500円でスタートした。ただ、上値は重く買い一巡後は売りに押される展開。午前9時40分過ぎにはマイナス圏に転じた。週末であることに加え、今晩は米国など主要海外市場がグッド・フライデーで休場となることも手控え要因となっている。

 個別銘柄では、ファーストリテイリング<9983>やソフトバンクグループ<9984>が高く、富士フイルムホールディングス<4901>やKDDI<9433>が値を上げた。信越化学工業<4063>やTDK<6762>もしっかり。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や三井住友フィナンシャルグループ<8316>など大手銀行株が買われた。半面、東京エレクトロン<8035>やアドバンテスト<6857>など半導体株が安く、国際石油開発帝石<1605>や石油資源開発<1662>などエネルギー株も値を下げた。

出所:MINKABU PRESS

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