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【通貨】英ポンド週間見通し:もみ合いか、英国のウイルス感染拡大を嫌気も


■上昇、米長期金利低下でポンド買い強まる

先週のポンド・円は上昇。英国政府によるウイルス感染抑制策や、欧米諸国による大規模な経済対策への期待は残されていることから、リスク回避のポンド売り・円買いは縮小。その後、米長期金利の低下を意識したポンド買い・米ドル売りが活発となったことから、ポンドは対円でも上昇した。取引レンジ:127円36銭-134円77銭。

■もみ合いか、英国のウイルス感染拡大を嫌気も

今週のポンド・円はもみ合いか。米連邦準備制度理事会(FRB)による無制限の量的緩和策を意識したポンド買い・米ドル売りは、一服しつつある。ジョンソン英首相が新型コロナウイルスに感染との報道を受けて、リスク選好的なポンド買いがさらに広がる可能性は低いとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・3月31日:10-12月期国内総生産確報値(改定値:1月:前年比+1.6%)

予想レンジ:129円00銭-134円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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