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【材料】三菱商、三井物など総合商社が続急落、原油市況安で収益デメリット懸念

三菱商 <日足> 「株探」多機能チャートより
 三菱商事<8058>、三井物産<8031>など総合商社株が大きく売り込まれている。両銘柄とも連日で昨年来安値を更新し、約2年半ぶりの安値圏に沈んでいる。OPECとロシアなど非加盟産油国との協調減産交渉が決裂し、サウジアラビアが増産に転じたことを背景に原油市況が暴落、直近2営業日でWTI原油先物価格は15ドル近い記録的な下げとなっており、米国ではシェール関連企業の債務不履行の問題が金融機関に影響を及ぼすとの見方も浮上している。これを背景に原油をはじめ資源価格の下落で収益デメリットを受ける総合商社株は売りの対象となっている。

出所:MINKABU PRESS

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