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【市況】21日の株式相場見通し=売り買い交錯、米株安も円安がポジティブ材料

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京株式市場は、売り買い交錯の展開が予想される。前日の米国株市場では新型肺炎の感染拡大に対する警戒感からNYダウなど主要株指数が反落、東京市場でも引き続き企業業績に与える影響などを懸念するムードが漂う。ただ、外国為替市場ではドル買いの動きが一段と進み、足もとは1ドル=112円台に入るドル高・円安に振れており、これが主力輸出株中心に下支え要因となる。

 20日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比128ドル05セント安の2万9219ドル98セントと反落。ナスダック総合株価指数は、同66.215ポイント安の9750.965だった。

 日程面では、きょうは1月の全国消費者物価指数(CPI)、1月の全国百貨店売上高、1月の食品スーパー売上高、19年12月の毎月勤労統計確報値など。海外では1月の米中古住宅販売件数、2月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値、2月のユーロ圏PMI速報値など。

出所:MINKABU PRESS

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