【材料】洋インキHDは買い先行も失速、20年12月期営業益予想14%増への反応限定的
洋インキHD <日足> 「株探」多機能チャートより
売上高は2900億円(同3.6%増)を予想している。色材・機能材関連事業では液晶ディスプレーカラーフィルター用材料の中国への更なる拡販を図り、リチウムイオン電池用材料では米国や欧州、中国、日本の自動車4大市場に向けたビジネスを展開する方針。また、印刷・情報関連事業は国内のオフセットインキ事業の更なる構造改革を、生産集約や他社とのアライアンスなどで推進し、利益が出せる体制を構築するとしている。
なお、19年12月期通期の連結決算は、売上高が2798億9200万円(前の期比3.6%減)、営業利益が131億7400万円(同13.8%減)で着地した。
出所:MINKABU PRESS