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【材料】太陽誘電は大幅安、配当増額も10~12月期利益減速で新型肺炎リスクも警戒

太陽誘電 <日足> 「株探」多機能チャートより
 太陽誘電<6976>は大幅安、一時5%を超える下げで3300円近辺まで水準を切り下げた。同社が前週末7日取引終了後に発表した19年4~12月期決算は、コンデンサー好調を受けて営業利益が前年同期比12%増の297億4500万円と2ケタ増益を達成した。しかし、好決算は事前に織り込みが進んでいた。また、10~12月期だけで見ると前年同期実績を下回っている。20年3月期配当は従来計画に4円増額の26円としたが、配当利回りは依然として1%に届かずインパクトは限定的。新型肺炎の感染拡大に伴うサプライチェーン・リスクなども嫌気した売りがかさむ展開となった。

出所:MINKABU PRESS

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