市場ニュース

戻る
 

【材料】UTが急反落、半導体分野の派遣需要回復遅れ20年3月期業績予想を下方修正

UT <日足> 「株探」多機能チャートより
 UTグループ<2146>が急反落している。6日の取引終了後、20年3月期の連結業績予想について、売上高を1200億円から1016億円(前期比0.5%増)へ、営業利益を100億円から78億円(同3.5%減)へ、純利益を62億円から40億円(同19.5%減)へ下方修正したことが嫌気されている。

 マニュファクチャリング事業で、米中貿易摩擦などの影響による生産調整から半導体・電子部品分野での派遣需要の回復が想定より遅れていることが要因という。また、自動車関連分野での一時的な派遣需要落ち込みが想定を上回ったことも影響した。

 なお、同時に発表した第3四半期累計(19年4~12月)決算は、売上高767億3600万円(前年同期比1.6%増)、営業利益59億7400万円(同1.6%増)、純利益31億5000万円(同19.0%減)だった。

出所:MINKABU PRESS

株探からのお知らせ

    日経平均