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【材料】オービックは大幅続落、第3四半期営業利益2ケタ増と期末増配発表も材料出尽くし

オービック <日足> 「株探」多機能チャートより
 オービック<4684>は大幅続落。28日の取引終了後、20年3月期第3四半期累計(19年4~12月)の連結決算を発表。売上高が601億1600万円(前年同期比8.8%増)、営業利益が325億5200万円(同14.2%増)、純利益が275億2500万円(同10.4%増)となり、期末配当を20円増配して90円、通期では160円とすることを発表したが、16日の一部報道に沿う内容だったことから、材料出尽くし感から利益確定売りに押されている。

 主力の統合業務ソフトウェア「OBIC7シリーズ」の売れ行きが、大企業向けのシステム構築のニーズを捉え順調に拡大したほか、「運用支援サービス」及び「クラウドソリューション」も好調だった。

 なお、20年3月期通期業績見通しは、売上高800億円(前期比7.9%増)、営業利益410億(同8.1%増)、純利益323億円(同0.2%増)と従来予想を据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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