野村マイクロ <日足> 「株探」多機能チャートより
野村マイクロ・サイエンス<
6254>が地合い悪のなかも上げ足止まらず、連日で昨年来高値を更新。昨年8月15日に504円で大底を確認してからは強力な戻り波動を形成し注目を集めているが、ここにきて18年1月につけた高値1427円の払拭から実質青空圏への突入を意識する値運びをみせている。半導体向け超純水装置を手掛けるが、特に韓国や台湾企業向けで高シェアを有しており、最近の半導体受託生産世界最大手TSMCの好決算が刺激になっているほか、ここ勢いを取り戻しているサムスン電子向け需要取り込みが期待されている。今年に入って韓国では半導体業界の回復色が鮮明となっており、主要顧客であるサムスン電子の投資増強の動きが、野村マイクロの株価に浮揚力を与えている。
出所:
MINKABU PRESS