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【市況】米国株見通し:リスク選好度は引き続き低下

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(17時50分現在)
S&P500先物  3277.88(-4.10)
ナスダック100先物  9051.12(-11.25)


グローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は弱含み、NYダウ先物は47ドル安で推移している。欧州株や時間外取引のNY原油先物も軟調地合いのため、15日の米株式市場は売り先行となりそうだ。


米中の首脳は今晩、第1段階の通商合意に署名する予定。市場はそれを見極める状況だが、米国の対中制裁関税は11月の大統領選まで継続するとみられている。また、第2段階の交渉は難航が予想されるため、リスク選好度は低下しよう。


一方、本日発表されるNY連銀製造業景気指数は底堅い内容が想定され、目先の回復に思惑が広がれば製造業を中心に買いを集める可能性があろう。本日はゴールドマン・サックス・グループやバンク・オブ・アメリカなどの決算が注目され、好業績ならある程度相場に影響を与えそうだ。

《TY》

 提供:フィスコ

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