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【材料】パイプドHD---3Qは2ケタ増収・大幅な増益、各利益が大幅増、広告事業が好調に推移

パイプドHD <日足> 「株探」多機能チャートより

パイプドHD<3919>は12月27日、2020年2月期第3四半期(19年3月-11月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比11.8%増の45.05億円、営業利益が同222.9%増の9.08億円、経常利益が同235.4%増の9.23億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同263.5%増の5.85億円となった。

情報資産プラットフォーム事業の売上高は前年同期比12.9%増の30.91億円、営業利益は同47.5%増の9.52億円となった。主なサービスである情報資産プラットフォーム「スパイラル(R)」においては、業務効率化ソリューションを多数提供開始し、拡販活動に努めた結果、有効アカウント数は3,648件となった。

販促CRMソリューション事業の売上高は前年同期比12.2%減の6.68億円、営業利益は同74.4%増の0.54億円となった。ITを活用した業務最適化や顧客との接点機会創出及び強化を支援するサービスの提供や、顧客に応じた最適なITシステムの開発請負等を行っている。

広告事業の売上高は前年同期比59.9%増の5.49億円、営業利益は同283.1%増の2.24億円となった。営業強化による売上高の拡大と広告管理業務の内製化による利益率の向上を実現し、増収増益となった。なお、広告事業の売上高については、広告枠の仕入高を売上高から控除する純額で表示(ネット表示)しており、広告枠の仕入高控除前の総額で表示(グロス表示)した場合の売上高は39.23億円となっている。

xTech事業の売上高は前年同期比6.9%増の1.34億円、営業損失は0.46億円(前年同期は0.39億円の損失)となった。IT技術の利活用により企業や団体の垣根を越えて情報を共有し、業界に革新的なサービスを創出することが期待できる事業を行っている。

社会イノベーション事業の売上高は前年同期比0.5%増の0.62億円、営業損失は0.29億円(同0.26億円の損失)となった。個々の企業や業界の内部にある問題の解決でなく、それらの枠を超えて存在する社会的課題の解決を図ることを目的とした公益性の高い事業を行っている。

2020年2月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比19.9%増の65.00億円、営業利益が204.5%増の12.00億円、経常利益が同204.7%増の11.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同397.4%増の7.00億円とする期初計画を据え置いている。

《SF》

 提供:フィスコ

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