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【注目】★本日の【イチオシ決算】 千趣会、アエリア、マルマエ (12月20日)

千趣会 <日足> 「株探」多機能チャートより

1)本日(12月20日)引け後に発表された決算・業績修正

 ●イチオシ決算

【千趣会 <8165> 】 ★今期経常を一転黒字に上方修正、3期ぶり2円で復配へ
 ◆19年12月期の連結経常損益を従来予想の2億円の赤字→11億円の黒字に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。通信販売事業を中心とする事業構造改革の進展に加え、コスト削減や販売促進費の効率的な投下などが寄与し、採算が大きく改善する。
  業績上振れに伴い、従来未定としていた期末一括配当を2円実施し、3期ぶりに復配する方針とした。

 ● サプライズな決算発表・業績修正

 アエリア <3758> [JQ]  ★未定だった今期配当は7円増配
 ◆従来未定としていた19年12月期の期末一括配当は12円(前期は5円)実施する方針とした。好調な業績を踏まえ、株主への利益還元を増やす。今期最終損益は20億円の黒字(前期は13.8億円の赤字)に急浮上する見通し。権利付き最終日の26日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

 マルマエ <6264>   ★上期経常を2.2倍上方修正
 ◆20年8月期上期(19年9月-20年2月)の経常利益(非連結)を従来予想の1.2億円→2.7億円に2.2倍上方修正。減益率が58.4%減→7.8%減に縮小する見通しとなった。一部の消耗品種で顧客によるリサイクルが進み、売上高は計画を下回ったものの、新規受注案件の利益率が想定より上向いたことで採算が大きく改善した。

 佐鳥電機 <7420>   ★上期最終を2.1倍上方修正
 ◆20年5月期上期(6-11月)の連結最終利益を従来予想の1.5億円→3.1億円に2.1倍上方修正。減益率が63.1%減→23.6%減に縮小する見通しとなった。想定以上に円安が進み、為替差損が減少したことが寄与。投資有価証券売却益を計上したことも最終利益を押し上げた。

 川澄化 <7703> [東証2]  ★今期最終を2倍上方修正
 ◆20年3月期の連結最終利益を従来予想の6億円→12億円に2.0倍上方修正。増益率が3.2倍→6.5倍に拡大する見通しとなった。投資有価証券売却益10.6億円が発生することに加え、子会社からの配当金受領に伴う税金負担の減少も最終利益を押し上げる。

2)12月23日の決算発表銘柄(予定)
 ■引け後発表
  ◆第2四半期決算:
   <3160> 大光
  ◆第3四半期決算:
   <3333> あさひ
  合計2社

 ※「株探」では、株価、PER、利回りなどを併記した【決算発表・業績修正】銘柄一覧をご覧いただけます。

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