【市況】東京株式(前引け)=前日比560円高と急伸、米中合意期待で全面高
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
日経平均株価の上昇幅は500円を超す全面高。11月26日につけたザラ場ベースの年初来高値2万3608円を大きく上回り、2万4000円を目前にした。米中貿易交渉の第1弾合意への期待が高まり、前日の米株式市場が大幅高となったことを好感。東京市場も買い人気が膨らみ、33業種中の全業種が上昇している。為替は1ドル=109円50銭台と前日夕方に比べ大幅な円安。英国総選挙では保守党が大勝の勢いと伝わっている。
個別では、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>、任天堂<7974>が高く、東京エレクトロン<8035>やソニー<6758>が値を上げた。ファナック<6954>や安川電機<6506>、キーエンス<6861>など中国向けの影響が大きい設備投資関連株も値を上げている。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やみずほフィナンシャルグループ<8411>など銀行株も高い。直近IPO株のマクアケ<4479>が売買代金上位となり値を飛ばしている。半面、NTTドコモ<9437>やオリエンタルランド<4661>が安い。
出所:MINKABU PRESS