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【通貨】外為サマリー:108円40銭台に下落後、値を戻す、米中協議の行方を依然注視

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 12日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=108円59銭前後と前日午後5時時点に比べ10銭強のドル安・円高。ユーロは1ユーロ=120円97銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。

 ドル円は午前9時30分過ぎに一時108円45銭まで下落した後、午後にかけ108円60銭台に値を戻した。朝方は米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見が、利上げに慎重なハト派寄りの内容だったことから、ドルは軟調な動きとなった。ただ、下値には買いが入り、売り一巡後は値を戻した。依然、15日期限の米国による対中制裁関税「第4弾」発動の有無が注視されている。今晩の英国総選挙の結果も注目されているが、「相場には英保守党の勝利が織り込まれている」(アナリスト)とも見られている。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.1139ドル前後と同0.0050ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。




出所:MINKABU PRESS

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