【市況】東京株式(前引け)=反発、米株高に加え経済対策への期待も後押し
日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより
きょう前場の東京市場は、主力株をはじめ広範囲に買いが優勢となり、日経平均は一時200円を超える上昇をみせた。前日の米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って上昇、外国為替市場でも円安方向に振れており、全体相場はリスクを取る動きが強まった。経済対策がきょう閣議決定されることで、これを拠りどころに買いの厚みが増している。ただ、国内外機関投資家の参戦は限定的で前場の売買代金は1兆円に届かなかった。
個別ではファーストリテイリング<9983>が高く、村田製作所<6981>、キーエンス<6861>、ファナック<6954>も買い優勢。日本製鉄<5401>も買いを集めた。神東塗料<4615>が商いを膨らませ大幅高。サインポスト<3996>も続急伸。オルトプラス<3672>も値を飛ばした。半面、資生堂<4911>が軟調、エア・ウォーター<4088>も安い。ダブル・スコープ<6619>が急落、ガンホー・オンライン・エンターテイメント<3765>も大幅下落した。串カツ田中ホールディングス<3547>、ベクトル<6058>も大きく値を下げた。
出所:MINKABU PRESS