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【市況】伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】 11月24日版(1)
2020年の展開、10兆円経済対策成立の場合(前編)
1.来年の日経平均へ影響を与えそうな材料が出てきた
来年、日経平均株価は1万6000円以下まで下げると予測してきました。この予測を迷わす材料が出てきました。
自民幹部が(歳出を10兆円、経済対策のために上乗せする)真水で10兆円、(企業等の負担を含めた事業全体)事業規模で20兆円の大規模な補正予算を提案したからです。
財源は赤字国債を増発すると述べており、国が借金して来年のGDPを大幅に拡大させるという提案になります。
以前より書いている通り、市場全体を持ち上げるためには、歳出拡大と量的な金融緩和のどちらかが必要です。見せかけとはいえ、日銀が金融緩和している状況で、歳出を拡大するのですから、まったく影響がないとは言えません。
そこで、今回は大規模な経済対策が実行された場合の株価への影響の仕方を考えてみます。
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1.来年の日経平均へ影響を与えそうな材料が出てきた
来年、日経平均株価は1万6000円以下まで下げると予測してきました。この予測を迷わす材料が出てきました。
自民幹部が(歳出を10兆円、経済対策のために上乗せする)真水で10兆円、(企業等の負担を含めた事業全体)事業規模で20兆円の大規模な補正予算を提案したからです。
財源は赤字国債を増発すると述べており、国が借金して来年のGDPを大幅に拡大させるという提案になります。
以前より書いている通り、市場全体を持ち上げるためには、歳出拡大と量的な金融緩和のどちらかが必要です。見せかけとはいえ、日銀が金融緩和している状況で、歳出を拡大するのですから、まったく影響がないとは言えません。
そこで、今回は大規模な経済対策が実行された場合の株価への影響の仕方を考えてみます。
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