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【市況】【↓】日経平均 大引け| 3日続落、米中対立懸念で急落も後半下げ渋る (11月21日)

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均株価
始値  23071.49
高値  23108.08(09:09)
安値  22726.71(10:53)
大引け 23038.58(前日比 -109.99 、 -0.48% )

売買高  13億4257万株 (東証1部概算)
売買代金  2兆3406億円 (東証1部概算)

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■本日のポイント

 1.日経平均は3日続落、一時400円を超える波乱安展開もその後下げ渋る
 2.「香港人権・民主主義法案」に絡み米中対立懸念が再燃し全体押し下げる
 3.アジア株市場が軒並み安の展開となり投資家心理を悪化させ、下げを助長
 4.その後は劉鶴副首相の合意に前向きなコメントが好感されて買い戻される
 5.大引けは結局100円強の下げにとどまり、値上がり・値下がり数が拮抗

■東京市場概況

 前日の米国市場では、NYダウは112ドル安と続落した。米中貿易協議の進展に対する警戒感が高まり、中国関連株などを中心に売りが優勢となった。

 東京市場ではリスク回避の売りが継続、米中協議に対する懸念から日経平均株価は一時400円を超える下げをみせたが、その後は急速に下げ渋った。

 21日の東京市場は、朝方やや売り優勢でスタートし、その後は米中関係の悪化や貿易協議の先行き不透明感が嫌気される形で一気に下げ幅を広げる場面があった。「香港人権・民主主義法案」にトランプ米大統領が署名する方針との報道が米中関係の悪化につながるとして先物を絡め、大きく売り込まれる展開となった。為替が円高方向に振れたことや、アジア株市場が軒並み安かったことなどもあって、日経平均は一時心理的フシ目となっていた2万3000円大台ラインを大きく下回り、下げ幅は一時400円超に広がる場面があった。ただ、その後は中国の劉鶴副首相が第1段階の合意に対し「慎重ながらも楽観的」と述べたという報道に反応し、今度は急速に下げ渋る形となった。東証1部の値上がり銘柄数と値下がり銘柄数はいずれも1000を超え拮抗している。

 個別では、東京エレクトロン<8035>、アドバンテスト<6857>、SCREENホールディングス<7735>など半導体関連が売られた。村田製作所<6981>、TDK<6762>なども軟調。ソフトバンクグループ<9984>も冴えない。安川電機<6506>なども売りに押された。CKD<6407>、三櫻工業<6584>などが大幅安、日本新薬<4516>、澤藤電機<6901>も大きく下げた。
 半面、SMC<6273>が買われ、日本電産<6594>も堅調、富士通<6702>も買い優勢だった。HOYA<7741>がしっかり。チタン工業<4098>がストップ高に買われ、テンポイノベーション<3484>も大きく買われた。NCホールディングス<6236>もストップ高、イワキ<8095>、コロプラ<3668>が値を飛ばし、図研<6947>、メニコン<7780>なども大幅高に買われた。日機装<6376>も物色人気。

 日経平均へのプラス寄与度上位5銘柄はKDDI <9433> 、ファストリ <9983> 、テルモ <4543> 、第一三共 <4568> 、リクルート <6098> 。5銘柄の指数押し上げ効果は合計で約26円。
 日経平均へのマイナス寄与度上位5銘柄は東エレク <8035> 、アドテスト <6857> 、SBG <9984> 、ファナック <6954> 、TDK <6762> 。5銘柄の指数押し下げ効果は合計で約71円。

 東証33業種のうち上昇は15業種。上昇率の上位5業種は(1)電気・ガス業、(2)不動産業、(3)ゴム製品、(4)建設業、(5)その他金融業。一方、下落率の上位5業種は(1)海運業、(2)非鉄金属、(3)パルプ・紙、(4)保険業、(5)倉庫運輸関連。

■個別材料株

△中部飼 <2053>
 0.99%を上限に自社株買いを実施。
△カカクコム <2371>
 1.82%を上限に自社株買いを実施。
△WDB <2475>
 子会社WDBココの上場承認で売り出しを予定。
△エフティ <2763> [JQ]
 1.25%を上限に自社株買いを実施。
△テンポイノベ <3484>
 1→2の株式分割を実施。
△ネオス <3627>
 くもん出版の書籍連動音声アプリ「きくもん」を開発。
△モルフォ <3653> [東証M]
 画像分類技術が東芝子会社の画像検査装置に採用。
△技研製 <6289>
 SBI証券が買い推奨。
△セルシード <7776> [JQG]
 再生医療医薬品の軟骨再生シートが米国で特許許可。
△イワキ <8095>
 株主優待制度を新設。

▼スルガ銀 <8358>
 「物納による借金帳消し」との報道。
▼スクリン <7735>
 米中対立激化への懸念で半導体関連株が軟化。

 東証1部の値上がり率上位10傑は(1)チタン <4098> 、(2)NCHD <6236> 、(3)テンポイノベ <3484> 、(4)図研 <6947> 、(5)トーカイ <9729> 、(6)イワキ <8095> 、(7)技研製 <6289> 、(8)コロプラ <3668> 、(9)メニコン <7780> 、(10)パスコ <9232> 。
 値下がり率上位10傑は(1)サニックス <4651> 、(2)CKD <6407> 、(3)TOWA <6315> 、(4)アゴーラHG <9704> 、(5)三桜工 <6584> 、(6)ローツェ <6323> 、(7)タツモ <6266> 、(8)日本新薬 <4516> 、(9)沢藤電 <6901> 、(10)RSテクノ <3445> 。

【大引け】

 日経平均は前日比109.99円(0.48%)安の2万3038.58円。TOPIXは前日比1.73(0.10%)安の1689.38。出来高は概算で13億4257万株。東証1部の値上がり銘柄数は1009、値下がり銘柄数は1031となった。日経ジャスダック平均は3586.75円(5.65円安)。

[2019年11月21日]

株探ニュース

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