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【市況】20日の米株式市場の概況、ダウ平均株価は112ドル安と続落

NYダウ <日足> 「株探」多機能チャートより
 20日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前日比112.93ドル安の2万7821.09ドルと続落した。

 米中協議の進展に対する警戒感が高まり、NYダウ、ナスダック指数ともに下落した。米上院が「香港人権法案」を可決したことを受け、中国外務省は同法案が成立した場合、報復すると警告した。また、米中貿易協議の第1弾の合意は年内にまとまらない可能性があることが報じられた。これを受け、NYダウは一時250ドルを超す下落となった。キャタピラーやスリーエムが安く、ホーム・デポや化学のダウが下落。アップルやアマゾン・ドット・コムが値を下げた。半面、ジョンソン・エンド・ジョンソンやプロクター&ギャンブルが高く、原油価格の上昇でエクソン・モービルやシェブロンが値を上げた。

 ナスダック総合株価指数は、同43.926ポイント安の8526.732と4日ぶりに反落。出来高概算は、ニューヨーク市場が10億2481万株、ナスダック市場は26億355万株となった。

出所:MINKABU PRESS

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