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【市況】21日の株式相場見通し=売り先行、米中協議への懸念で下値試す

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより
 21日の東京株式市場は売り先行、日経平均は2万3000円台ラインを意識する展開となる可能性もある。米中貿易協議の部分合意が来年にずれ込む可能性が報じられ、協議進展への期待が後退、前日の米国株市場では下値を試す展開となった。主力株中心に売りに押される流れが想定されるが、前日までの2日間で日経平均は270円近い下げをみせており、値ごろ感から下値では押し目買いも予想される。

 20日の米株式市場では、NYダウ平均株価が前営業日比112ドル93セント安の2万7821ドル09セントと続落。ナスダック総合株価指数は、同43.926ポイント安の8526.732だった。

 日程面では、きょうは10月の全国スーパー売上高。マザーズ市場にトゥエンティーフォーセブン<7074>が新規上場する。海外では11月の米フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、10月の米景気先行総合指数、10月の米中古住宅販売件数など。このほか、インドネシア中銀が政策金利を発表。

出所:MINKABU PRESS

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