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【市況】日経平均は30円高でスタート、ホンダやソフトバンクGが買われる/寄り付き概況

日経平均 <5分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 23422.13 (+30.26)
TOPIX  : 1708.12 (+5.35)

[寄り付き概況]

 11日の日経平均は前週末比30.26円高の23422.13円と5営業日続伸でスタート。8日の米国株式相場でダウ平均は6.44ドル高の27681.24、ナスダックは40.80ポイント高の8475.31で取引を終了。トランプ大統領が中国との段階的な関税措置の撤廃には合意していないと述べた他、米政権内部で中国への追加関税撤廃に反対する見方もあり、米中協議の楽観的な見方がひとまず後退した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比90円高の23470円。シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行の展開に。主力どころは概ね通過したとはいえ、引き続き決算発表は多く、上値追いの流れにはなりにくいものの、寄り付き後も底堅く推移している。

 売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ソニー<6758>、オリエンタルランド<4661>、エムスリー<2413>、HOYA<7741>などが堅調な反面、6%安の大和ハウス<1925>を筆頭に、資生堂<4911>、ブリヂストン<5108>などが軟調。その他、下方修正と同時に自社株買いを発表したホンダ<7267>が3%高となっている。業種別では、倉庫運輸、パルプ紙、精密機器などが上昇率上位に。
《FA》

 提供:フィスコ

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